下の子が週末に繰り上げが来て、これで獣医師を目指すことが確定した。

 

そして、その先、6年後には国家試験が待ち受けるのである。

国家試験、医師国家試験など合格率から、それほど難易度の高い試験のように映らないが、実は相当難しい。

 

養成課程である医学科出身でない場合でも受験を認めたとすれば、合格率は数パーセントになるのではと言うほど難関の資格である。

そして、獣医師にも国家試験があるが、やはりそれなりにと言うのか、かなり難易度は高い。

この春、獣医師を志した若者たちは、6年後に向け勉強がスタートするのだが、当然ながら1年生からの蓄積になるので、しっかりと積み重ねる必要がある。

 

難しい国家試験を経験していない人にはなかなか分からないかもしれないが、自分自身も昔、少し難しい国家試験に合格し、それを生かして仕事をしていた。

落ちれば「0」、合格すれば「100」の世界である。

 

当時は、郵便で結果が送られてきて、ポストに封筒があり、開けた時、感動したのを覚えているし、その合格で人生が切り開かれたと言っても過言ではない。

しかし、プレッシャーと言ったら半端ないし、二段階での試験だったので一次合格したあと、二次試験があり、その際の重圧は非常に大きかったのを覚えている。

 

3月13日に第75回獣医師国家試験の結果が発表されたが、多くの合格者を生んだ一方で、多くの不合格者も同時に出て、それが、本人の努力不足なのか、大学側のサポート不足なのか、運なのかは分からないが、就職が取り消されたりした人もいたのではないかと思う。

 

国家試験での合否、人生を分けるほど大きな結果を生むので、子供には早いうちから1回勝負の難しさ、プレッシャーなどについて話しておきたい。

 

自分は、卒業時に一発合格を得たが、大学4年生の時、家でいる間は、ずっと勉強をしていた。やはり、何人も仲間は合格できなかった。

合格できなかった人たちのその後は分からないが、中には資格取得を諦めた人もいるだろうし、普通に就職をした人もいたのではと思う。

 

ちなみに、この前少し自己啓発で取った危険物乙4、それほど難しい試験ではなかったが、この歳でも不合格になるとまた再受験というプレッシャーを感じ、試験の結果だけでなく、経験としても良い経験をした。

国家試験というものプレッシャーを経験するには、理系の入門的試験として、良い試験ではないかと思う。

 

国家試験、多くは年1回の勝負なので、その重圧は大きく、早くからそれを跳ねのけるだけの量の知識の蓄積が必要だと思う。

 

そういえば4月1日まで1週間、急遽進路が変わり、入学準備と滑り止め校の辞退手続きで今日からしばらくはバタバタになりそうである。

花粉症になってしまったのか、何となくこの時期、鼻水やくしゃみは無いが、頭痛がしやすくなり、調べれば頭痛も花粉症の1つの症状らしい。

頭痛の仲での準備、焦らずやっていきたい。