昨日は、6日間連続入試の最終日、酪農学園大学獣医学類の入試だった。

 

帰り道、終わった感想や問題が持ち帰りができたかの返信があるが、意気消沈だったようで、全く連絡がなく家に帰ってきた。

 

いわゆる「できなかった」のである。

 

子供自身は、共テ併用型なので点数もある程度分かっており、また、共テの点数もまずまずだったので期待していたのである。

 

しかし、過去問の出題傾向から大きく変わり、選択問題が増え、記述部分が減り、さらに従来は植物系の問題が1問出るか出ないかだったのが、今回は、大問で2問も出てしまったのである。

 

過去問の傾向から動物系の出題を予想し、それまで対策を立ててきたので肩透かしをくらった感じになったのと、勉強が薄い分野での出題が多く、十分に答えられなかったことがショックだったらしい。

 

まぁ、仕方がない。

ヤマを張るというより、過去問で動物系が多く出ていれば、そこを勉強するのは当たり前である。

 

今回、獣医系4校を受け比較的出来た感覚があったのが、北里大、岡山理科大、一方、ダメだったのが日大、酪農大である。

 

子供には伝えていないが、模擬母集団を作成してシミュレーションしたが、岡山理科大は自己採点の結果、確実に補欠のラインは超えている。

少し厳しめの母集団構成で作成したが、合格ラインの2、3点下ぐらい、標準的な母集団構成なら合格ラインはを3点~4点超えているとのシミュレーション結果になった。

 

合格者数、合格者平均点があれば、だいたいの合格ラインは計算できる。

一般的には、倍率3〜4倍なら、合格者平均の8%ぐらい下が受験者平均になり、最高点が満点の9割、受験者平均点(中央値)の層に1点あたり2~3%ほどの人が集まるような感じになるのが一般的で、この一般的な分布でシミュレーションをかけ、推定するのである。

 

外れてもせいぜい数点で、上の子の高校受験の時には、この手法を使って合格水準に達しているか確認しながら受験をさせた。

仕事上、データ解析をすることが多く、まぁ、仕事上の知識を生かしてとなる。

 

落ちた時のショックが大きいので、解析結果は伝えないようにしているが、まぁ、これでダメだったら縁が無かったとして諦めるしかない。

 

いよいよ、金曜日に日大、北里大の合否発表である。

 

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