この前、新聞記事に受験者の6割がE判定で出願していると書かれていた。

 

まぁ、普通の確率論的にはE判定で出願しても合格はしないのだが、実は、このE判定が闇な世界で、模試や大手予備校が提供している合格の可能性を判定するシステムでは、去年の合格最低ラインを参考にしたり、共通テストの平均点の動向だけを参考にせず、自分たちの「ノウハウ」を入れて判断しているようなのである。

 

この自分たちのノウハウが曲者で、某大手予備校のサイトでは、100人ほどの母集団で推定4番目なのにC判定と出ているのである。

そうなると、何を信じていいか分からなくなる。

 

そして、ここからが腕の見せ所であるが、やはり、独自の合否ラインの予想が欠かせなくなる。

それは、単純に去年の合格者最低点を基準に、今年の子供の共テの科目別の点数を去年の点数に換算し、共テの去年の合格者最低点を超えているかを確認する。

 

超えていれば、少なくとも合格率は4~5割ほどはあると踏んでいる。

 

予備校の場合、当然ながら「ビジネス」なので、無理にギリギリを出す必要はない。

少し辛めにして「今年も正確な判定だった」と宣伝できれば良いのである。

 

ところが、受験生個々にしてみれば、ギリギリの行ける上位大学に行きたいのが心理である。

今回、D判定の大学にもいくつか出願したが、独自の計算上は合格率は4割前後と踏んでいる。

 

この予備校の合否判定、共テ利用型の私立でも、受験者の想定人数の上位1割、昨年の倍率が2倍とかでもB判定とか、まぁ、受験者のための判定とは言い難い判定を出している予備校もある。

 

共テ利用なら、既に自己採点で結果が出ており、そこで上位1割なのは明らかなのに、倍率2倍でB判定は正直、「ビジネスライク」過ぎると感じた。

 

今週中には、国立の出願をする予定だが、ほぼ合格圏の大学に出願する予定である。

去年の合格者最低点、過去の倍率の推移などをみて、ほぼ大丈夫と踏んでいる。

 

受験は水物なので、最後まで分からないが予備校の判定、かなり安全に出しすぎなので、もう少し攻めた判定でも良い気がする。

 

獣医系の受験開始まであと6日、あと少しで決戦である。

 

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