模試は東進で一部12月も実施するが、入試日と重なっており、事実上、この前の全統プレテストで最後となった。

 

高校の模試は1月まで模試があり、1月の模試の合否判定は実はあてにならない。

なぜかと言えば、下位層がもう模試を受け無くなり、上位層だけが参加した模試になるので、判定が厳しく出やすく、上の子は結局E判定であったが、正答率などから合格可能と考え、ランクを落とさずそのまま受験に突入した。

 

結果は合格し、最終的な入学後の順位は上位20%ほどだったので、模試はあくまでも参考なのである。

 

そして、勉強ができる奴が言っていたが、東大のある学科が定員100人として、101人受験した場合、1人が全く学力的に足りなければ競争は無いと言って良い状態と言える。

 

また、例え100倍の倍率でも、Fラン大学に東大に合格する学力の受験生が入れば1倍と変わらないと言っていた。

 

確かにそうである。

抽選など、「当たる」と言われる場合は、実力など関係ないが、試験は実力が伴うので、実際にどの程度が合格ラインかが正直気になるところである。

 

いわゆる記念受験がいくら増えても怖くはないが、実需の受験者が増えれば合格ラインが上がるのである。

 

第1回の全統マークの受験生は

酪農大志望者 83人 うち36人(200点満点中122点以下)43%

麻布大志望者 452人 うち299人(600点満点で426点以下)66%

岡山理科大志望者 298人 うち137人(偏差値47.5以下)46%

 

第2回の全統マークの受験生は

酪農大志望者 481人 うち230人(200点満点中122点以下)47%

麻布大志望者 544人 うち355人(偏差値52.5未満)65%

岡山理科大志望者 123人 うち97人(800点満点で600点以下)79%

 

第1回と第2回で麻布大と岡山理科大は志望試験タイプを変更したので、一概には比較できないが、酪農学園大では、E判定の割合が増えており、仮説にはなるが成績が上がって来たので、視野に入ったグループや、動物看護系にやむを得ず行こうとしている人の中に成績の向上と共に獣医学科も視野に入れ始めたのではないかと考えられる。

 

酪農学園大は例年3倍程度なので、データから半分ほどは合格するだけの力がない受験生がいる感じで、勝負になる水準での倍率は1.2倍から1.5倍ほどではないかと思われる。


正直、今の子供の成績、点数に安定感がイマイチなので、不安定な獣医学部に合格できるかは分からない。

実力的にはA判定が出てき始めたので、可能性はあるが、本当に大丈夫かは微妙な感じである。


恐らく、合格する下位3割は、当日の偶然性もあるのではと、模試の結果をみて感じた。

今回の合格発表、正直、手応えがない。


合格発表まで5日、大学共通テストまであと48日である。



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