もうすぐ学校推薦の入試がある。
その中で、小論文を課せられるのだが、書き方のテクニックとしてどう、他と差を付けるのか、これが難しい。
なかなか起承転結を分かりやすくするのは非常に難しく、そして、目に留まる文章を書くのはさらに難しい。
小論文は主観での採点ではあるが、採点者が10人いれば、8人は良いと言われる文章は一致する。
そして、のこり2人も悪いとは判断せず、中程度の判断をする。
小論文はほとんどの場合、複数で採点するようで、2~3人の平均点が採点結果になることが多いようである。
もちろん、甘い、辛いを補正するために80点以上10%とか、60点以上20%とか、割合を決め甘い、辛いが出ないようにしている事が多いそうである。
結局、1人で100本採点するなら、せいぜい1本5分程度しか採点の採点時間になる。
5分で読める文章を作る、これが大切である。
採点も、会議室に集められ採点する方式と自席で採点する方式があるようで、一気に採点してくれれば他との差が分かりやすいが、1日20本ずつ5日に分けて採点されると、当然ながら日によってムラが出るので、運に左右されてしまう。
小論文の採点は、この他、手書きの難しさがある。
パソコンで文章を作成する場合は、推敲が簡単にできるが、手書きになると難しい。
推敲をほとんどせず書くには、一定のテンプレを用意するのと、毎日文章を書かなければ、その能力は備わらない。
自分自身、1日1回はこのブログを書く。
今でこそ、データ引用がなければ推敲なしで20分ほどで書いてしまうが、最初の頃はやはり1時間近くはかかっていた。
好きなことを好きなよう書くのでもそうなのだから、お題を与えられ、推敲なしで書くのは相当難易度が高い。
手書きの場合、簡単に前後の文章の入れ替えができないので、しっかり、頭の中でストーリーを組み立て、テンプレを使って書く、これが比較的早く、内容もブレずに書くのである。
テンプレは、数字や具体的事例を紹介するときに場合に用いる。
字数が稼げるし、内容の重複も避けられる。
手書きの場合、どうしても内容の重複が生じることが出る。
これは、与えられた字数を満たさない場合に起こることで、それには、テンプレを使って字数を稼ぐのが一番なのである。
最近、仕事が遅く、子供に夜、添削を頼まれクタクタであるが、あと3日、しっかり添削して手書きの際のテクニックを伝えたいと思う。
学校推薦入試まであと3日、合格発表まであと16日
大学共通テストまであと59日である。