この前、とある県庁から講演会の講師を頼まれた。

 

都道府県庁単位の依頼は久しぶりで、少し気合を入れて資料を作っている。

単独の講演というよりかは、いくつかのミニ講演をして、その後、パネラーになり少し議論をする方式だが、久しぶりなので緊張する。

 

プロの講師ではないので、せいぜい交通費で数千円ほどしかもらわないし、会社経由の場合は、会社のCSRの一環だったりPRでもあるので、実は講師料はほとんど取らない。

 

今回は、会社経由だったので、今回は交通費のみであるが、自分の知識を高めるには、講師を引き受けるのは実に良い経験なのである。

小さな会社や団体に対して、話をする機会は年間1~2回これまでもあったが、どこかで自分が話しているのを県庁の人が見たのだろう。

正直、非常に名誉なことである。

 

パワポで資料を作っているが、動画を使って、もし、当日動かなかったらどうしようとか、色合いはこれで良いかとか、少しワクワクしながら資料を作っている。

 

こうして、講師をしているから子供にもプレゼンの技術が教えられるので、学会発表や総合選抜の際のプレゼンなどの際も力が出せるのではないかと、手前味噌ながら思っている。

 

自分自身、子供の頃から走るのは苦手だし、野球も上手じゃなかった。

そして、人前で話すのも苦手だったが、夏休みの自由研究は大好きで、校内での賞は何度かもらったりしていた。

 

最近では、人前で話すのは慣れてきて、この調べる作業、自由研究のようでワクワクするのである。

 

もちろん、自分がやっている仕事の延長なのだが、利用者人口や外国の動向などについては、全て熟知している訳ではないので、それを調べながら発表するのである。

 

こうして、調べる楽しさ、理系に進んで本当に良かったと最近は思う事が多い。

なかなか、大学生になると、親として子供に直接勉強を教えることは難しくなったが、しっかりと講演技術など経験を子供に伝えられたらと思っている。

 

講演を引き受ける、実はプライスレスな自分磨きである。

 

 

 

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