上の子が大学生になって1年が経過した。
そして、事実上、2026年入学性の院試は始まったのである。
大学院に進学するには、TOEICやTOEFLのスコアが必要になる。
どのぐらいの要求レベルなのか、東大院での必要スコアは、TOEFLで70点台、TOEICで650点が必要らしく、逆を言えばCEFRでB2があれば、東大も視野に入るのである。
しかし、何かおかしい。
国公立大の総合選抜での英語力の要求度は、英検2級、CEFR B1が要求レベルで、上の子が通う某国立大では、入学後もガンガン英語の授業を受けさせられている。
上の子が大学に入った時の英語力は、CEFRで言えば、B2にだいぶ近いB1で、院試では極めて高い英語力を求めているのではないと分かった。
多くの大学では、大学2年生以降に取ったTOEFLやTOEICのスコア提出を求められるので、そろそろ、スコア取得に向けて動かなければいけない。
上の子が通う大学は4割前後が試験免除で内部進学で院に進み、1割強は旧帝大や東工大などに進み、2割が外部受験生と混ざり一般入試で院に進み、3割弱は残念ながら就職になる。
院試は研究計画、受入研究室の教授の考え、英語力、大学で学んだ基礎知識を問う筆記や面接などで判定されるが、内部生の一般入試の場合、研究計画や教授の考えはほぼクリアしているから受けるのであって、相性が悪ければ、他大学に進むのが常である。
専門分野もまじめに授業を聞いていれば、試験当日、大きなミスさえなければクリアするだろう。
やはり明確に内部生が進学できない大きな原因は、英語力ではないかと思う。
そう言った意味では、ここから試験までの約2年半、何度かTOEICなどを受けてスコアを上げて行くしかないし、大学受験の時、英検2級を取るためにやった、物量作成、結局は、回数を受けて、たまたま叩き出せた高いスコアを使うしかないような気がしてきた。
ただ、TOEFLの試験は非常に高額で、4万円近くする。
TOEIC LRでもスコアが認められているが、換算率がやや不利な感じで、どうやってスコアを取るか悩ましいところである。
手始めに、2か月に1回のペースで子供と相談し、TOEICを受けて現状を把握して行こうと思う。
TOEICで650点取れれば、その時点で必要スコアはクリアである。
子供自身も成長して、自分でスコアや必要な成績基準などを調べ始めた。
手分けして調べて万全の体制で院試の準備ができればと思うのである。