1月7日 都立高校の校長会調査の結果が発表になった。

 

定員の2割が推薦枠にほとんどの高校で振り向けられる。

 

全体の去年が志願者数が男子の方が多かったが、今年は女子の方が若干多くなっていた。

特徴的な部分を見ると

             2021       2020

        男子 女子  男子  女子

 上野高校 1.62  2.01  1.85  1.64  偏差値60

 

上野高校、男子は若干去年より志願者がへったものの、女子は大幅に伸びている。

最近、女子に敬遠されがちだったと聞いたので、学校側が何か対策を打ったのかもしれない。

また、女子はここより偏差値の高い学校から、安全策で流れてきたのかもしれない。

 

 

         2021校長会  2020校長会    2020最終倍率

        男子 女子  男子  女子 

 青山高校 1.77  2.19  2.19  2.27    1.97   2.04   偏差値71

 

         2021校長会   2020校長会          2020最終倍率(男女枠なし)

 新宿高校      1.43            1.61                 1.82         偏差値69

 

         2021校長会  2020校長会    2020最終倍率

 三田高校 2.08  2.93  1.83  2.37    1.87  1.94    偏差値67

 

そして、ここが顕著なのが、青山、新宿から相当数が三田高校に流れたのではと思う。

恐らく、三田高校、男子は2.0倍、女子は2.4倍ぐらいにはなるだろう。

 

結局、従来は入れていた学力の層が、三田高校に入れなくなる現象、いわゆる難化が起きるとともに、新宿高校が1.5倍を切ることがあると、同じような成績でも新宿に合格し、三田に落ちる現象が起きるかもしれない。

 

とにかく、保守的な志望校選びをしているので、中堅上位校がかなりしわ寄せが来そうである。

うちの子供が受ける学校はと言えば、あえて郊外の学校をセレクトしているので、無風である。

 

あまり去年とは変わらない傾向である。

ただ、油断はできないのが、三田高校と同水準の高校を受ける予定なので、しわ寄せで本出願の際、流れてくる可能性は否定できない。

 

今年は、三田高校レベルの偏差値65前後の高校の判断が非常に難しい気がする。

 

中学校は既に推薦の願書を発送したようで、いよいよこの時が来た感じがする。