子供の通知表が戻って来た。
2学期の通知表である。
東京には、都立受験時に換算内申という点数があり、30%加味されるのである。
満点は65で、5教科は1倍、副教科は2倍で通知表の結果を計算し、65点に対する割合を求め、さらにその割合を300点に乗じるのである。
例えば、65点満点に対し50点だった場合、約77%になるので、当日の加算点は230点である。
今回と前回1学期の通知表からおおよその換算内申が見えてくる。
おのずと、行ける高校が絞られてくるのである。
上の子は換算内申が成績に比べてかなり悪かったので、当日の点数で決まる私立や国立への一発勝負に出た。
まぁ、国語の授業のとき、作者の心情を考えなさいという問いに対し、「そんなの分からない」と言ってしまうぐらいである。
本当のところ、作者はそんな事考えていないと公言した作家もいるようであるが、そこは受験、割り切りも必要なのだが、上の子はそんなことは通用しなかった。
逆に、試験の点数は取れていたので一発勝負に出たのである。
しかし、2人目は、比較的授業態度も良い、発言もしっかりしている。
こういった場合、逆に当日点数が取れないリスクをみておかねばいけない。
偏差値を落としていくのか、どのぐらいで勝負をかけるべきなのか、それはそれで難しい判断になりそうである。
この冬休み、少し志望校をイメージする必要がある。