法話会@永興寺 | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

法話会に行きました。京都から来られていた住職さんのお話が楽しみだったのですが、交代されました。ただ、だからと言って行かないのではなく、何かしら得られるものがあると思って行くことができるときには行くようにしています。新住職さんとそのお兄さん(ご実家のお寺を継がれています)のお二人がお話されます。

新住職さんは禮塔式があったということで「禮塔香語」という漢詩を作ったというお話。お兄さん(前執事。今はよく知りません)は境内の植物について。

宗教的つながり(ハス、ビャクシン、松など)があったり、仏花として使うなど用途のあるもの、観賞用(アジサイなど)などが植えられていることが多い。

蓮は拈華微笑と関連がある原始的植物。原始的植物の特徴についてもお話がありました。

庭前柏樹子の柏は柏槇(びゃくしん)のこと。この禅語自体は難解。

他にシキミ(四季美とも)、杉、ヒノキ、茶の木、蘇鉄、松、竹など常緑のものが尊ばれた経緯があるようです。

臨済栽松(「一つには寺の風致を整え、二つには後世の人のためのしるべとするためです。」と)、巌谷栽松(臨済録序文)の話。

こうしたお話の中に出てくる禅語の中に茶会に掛けられる掛軸の言葉もあり、茶道に興味を持つきっかけの一つとなりました。