2月11日第二日曜日の朝は坐禅会@永興寺(臨済宗)。子ども参加があったこともあってか坐禅の設定時間が15分2回と短めというのもあり、ちょっと短いなと感じました。坐禅会の後のお話の時間は僧侶の持ち物の扇子。朱扇、黒扇、白扇とあり、広げて仰いだりはしないというのは、茶道のと同じ。朱扇は法要の時、黒扇は住職さんのお葬式のときなど、白扇は雲水がお届け物をしたりするときに広げてその上に載せてお渡しするのだそう。1月4日にごあいさつ回りをカレンダーを持参して行くのだそうですが、「旧年中はお世話になりました」とご挨拶されるのだそう。おめでとうございますという言葉をかけない方が良い方もいるのでそういう配慮をされているということ。
そういえば、茶道の時に先生にお菓子代をお渡しするときも同じような使い方をします。今回見せていただいた扇子には「刻苦光明」と書かれていて、先輩が選んで書かれた言葉なのだそう。白隠禅師にも関連しているというお話がありました。
お寺の梅も綺麗に咲いていました。