「ほんとうは、なくてもいいもの」斎名智子 | ひめぴょんのブログ

ひめぴょんのブログ

岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

「ほんとうは、なくてもいいもの」斎名智子、サンマーク出版、2022年発行

「ほんとうは、なくてもいいもの」「これだけは、だいじにしたいもの」に分類して項目を挙げてそれぞれについて書いています。これを読んだからと言って、自分なりの結論が出せるわけではない。なんとなく、著者と感性が近い部分が多い気がしつつ読みました。図書館で背表紙を見てかりました。「ほんとうはなくてもいいもの」というタイトルに魅かれた。以下は文中引用とミニ感想です。

「助ける」は上から目線。「力になる」はその人の可能性を信じているということ。まずは自分を満たして、誰かの力になる。→私もそれでいいと思っています。せねばならないと思ってやるのでなく、自分が満たされた状態になると自発的に利他的行いができるようになる。それでいいと思っています。

本音は人を傷つけないし、相手に何かを響かせる。本音とは愛のかたまり。

正しいも間違いもない。存在するのはただの個々人の捉え方、価値観。→そう思うようになって、「心理的安全性」が確立された場を提供できるようになりました。

ネガティブな深読みはやめる。→ついついいろいろ考えることもあります。でも、信頼することで解決することは多い。

常識を疑ってみる。例「親の呪縛。親を大切にしないといけない」。

「好きな気持ち」に理由はない。感情に善いも悪いもない。ひとつひとつの感情を丁寧に扱い、存分に味わう。

自分の命を削ってまで、やったほうがいい我慢はない。自分がやりたいことのためにするがまんは必要な我慢。

老化も進化。→進化というより変化かな。変化を受け入れる。

「良い・悪い」よりも「快・不快」を判断基準に。そうすると、自分の幸せに正直になれる。

不要なもの(人間関係も)を手放す。→ただし、何を不要とするのか が難しい。その判断基準を「快・不快」にすればいいのだろう。

ときには逃げる。→頻回だとダメだと思いますが。

愛されることより、愛すること。「愛すること」に正解はない。誰にでも通用する方法はない。だからこそ、相手のことを考え抜くことも愛のひとつ。

当たり前と思っているような小さなことに幸せを感じること。