「キツネ 命はめぐる (世界の美しい科学絵本)」イザベル・トーマス | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

「キツネ 命はめぐる (世界の美しい科学絵本)」イザベル・トーマス、化学同人、2021年発行

読書記録を拝読して気になって図書館で借りてみた本。気になっている人の読書記録はとても参考になります。最近ちょっと分量の多い本を読み切れなくなっていますので、これくらいがちょうどいい。

キツネの子は鳥や植物や、水や空気から生きていくのにひつようなものをもらい、キツネの母親は土や植物や空気のなかにいくつもの小さな粒になってとけていく。死は、もっともっとたくさんの命のはじまりでもある という死はめぐりめぐる命のサイクルの一部ということを示す絵本。輪廻転生とは少し違うかもしれませんが、質量保存の法則的な感じでしょうか。命の連鎖の中の「いま」を懸命に生きていたい。