「BRUTUS特別編集 合本 花と花束。 (MAGAZINE HOUSE MOOK)」 | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

「BRUTUS特別編集 合本 花と花束。 (MAGAZINE HOUSE MOOK)」

花にまつわるいろいろを特集した雑誌。独特の切り口で面白い。写真も言葉もいい。花に対する哲学的思いを持っている方が多いことに気づきました。

岡尾美代子:自宅の庭で摘んでサラッと生けるのがいい。

坂口恭平:気分が良くなると、いつもより景色がよく見えてくる。だから花を摘みたくなる。

このお二人の言葉は分かるなあという感じがししました。

川瀬敏郎:花を生けるというのは、この国の哲学における根源的な行為、宗教行為にも近いもの。

→川瀬さんの言葉は深く、重い。この方の最後の言葉に「女性が花なんか習うよりも、いい男に騙された方がよほどいい勉強になりますよ。ためらい傷を残さず、死んだことすら気がつかないほど、見事に斬られてしまう。そういう体験をしないと“本物”になれないんです。」というのが妙に心に残りました。そういう体験はもちろんありません。いい男ってどんな人のことをいうのだろう?いい男なのに 騙す って ??それは、悪い男ではないのか?

 

山には、植物の命のめぐりのすべてがある。→そういう点でも山は好きです。