「人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか」三枝理枝子 | ひめぴょんのブログ

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「人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか」三枝理枝子、モラロジー道徳教育財団、2021年発行

陽徳と陰徳という言葉は初めて知りました。人に見て評してもらうための徳が陽徳、自分自身の心から沸き起こってきて行う徳が陰徳かなあと感じました。「他の国にはない学ぶべきもの(高い道徳心)が、日本にはある」と日本で働くことを熱望する海外の若者が多いとのことでしたが、そういう人々に今の日本はどう映っているのだろうとも思いました。この著者自身の文章から陰徳は感じなかったのですが…。以下は文中引用とミニ感想です。

仕事も道徳も相手が存在して成立する。→何事もですね。

「相手のために」は、結局、自分の喜びとなって返ってくる。

相手も私も「不完全な存在」という認識のもと、お互いに成長していこうという「互師互弟」のスタンツが重要。→上から目線はいいことなしです。

人間力を高める基本は「受け入れる」。

達人の習慣「早起き」「散歩」「瞑想」「日記」→ちょっと微妙に違う所もありますが、ぜんぶやっている気がします!

「相手と自分は全然違う存在」という前提に立ち、異物を受け入れられる自分を作る。→異物排除系の人が多くて、苦しくなることがあります。