「漫画 じわる哲学 (ハッピーエンド小説家が考える 幸せのタネ)」森沢 明夫、家の光協会、2022年発行
ほのぼのした漫画とじわっと温かくなれる言葉集。
この世にあるのは「物理的事象」と「その受け取り方」。
発した言葉の方向へと人生のレールは敷かれていく。→どんな言葉を発するかを意識したい。
性格の半分はDNAで決まるらしい。→親の影響を受ける部分が大いにあるけれど、変えられないという性質もあるという解釈になるのでしょう。
「すごい人」にはなれなくても「素敵な人」にはなれる。「成功者」にはなれなくても「幸せ者」にはなれる。
幸せのハードルを下げて小さな幸せを味わう。「幸せの達人」になろう。
「出会い」と「別れ」はセット売り。
自分の好きな自分でいよう。→そう意識したい と思う言葉でした。
悩みを「解決する」のは素晴らしい。でも、「忘れる」「気にしない」という選択肢もある。→コンピューターは忘れないことがいいところですが、人は忘れることで怒りや哀しみが癒える部分もあります。
幸せはなるものではなく、気づくもの。
「奪う関係性」の先に幸福があると考える人々と「与えあう関係性」の先に幸福があると考える2種類の人がいる。→前者は戦争など争うことに向かってしまうのでしょう。そういう存在はなくならないし、そういう人が変わることもあまりないのだろうなあというのは、性格がDNAで決まる部分が大きいからだろうか?