「見抜く力 結果を出す人はどこを見ているか (KAWADE夢新書)」竹内一郎 | ひめぴょんのブログ

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岩国在住です。ここでの生活の中での楽しみをご紹介できたらと思っています。せっかくなので、行こうと計画中のイベント情報などもupすることにしてみました。

「見抜く力 結果を出す人はどこを見ているか (KAWADE夢新書)」竹内一郎

著者は非言語コミュニケーションの専門家。はじめにで「「遍界不曾蔵(へんかいかつてかくさず)」」見えているはずなのにしっかり見ていないと指摘していました。そして、しっかり見ることの例として高額所得のタクシー運転手を挙げて本当にいい情報は本にもインターネットにも書かれていなくて、自分で観察し、予測し、成功法則を編み出していることを示していました。

優秀な販売員は自信からくる他の人とは違った面構えをしている。

人が困ることがあれば、そこには商機が潜んでいる。→よく聞くことです。

長生きの秘訣は、知力でも体力でもなく「変化に順応する心構え」

違和感は真実を見抜くためのメッセージであることが多い。

人の値打ちは、いい時と悪い時の両方を見て判断するとよい。

人を見る目を養うのに、30年ぶれていない人を観察することには意義がある。

達人たちの仕事の特徴は「大きくゆっくりと動くこと」。神経質な動きを客に伝えることはしない。→ついつい速くしようと思うとバタバタとなりがちですが、結局急がば回れだということに遅ればせながらようやく実感とともに気づきました。エレガントな動きを心がけるようにしています。

せかせか動き、その結果「音」がうるさい人は他人にストレスを与えることもある。→苛立っている人がわざとのように大きな音を立てるのは言語道断ですが、結果的に「音」が他人にもたらす影響はあります。坐禅中は音を立てないような配慮をしますし、たぶん茶会もそうではないかと思います。

「利用可能性ヒューリスティック」自分が思いつきやすい情報をつなぎ合わせて、自分なりの理論を導き出す。→まんべんなくは難しく、偏りが生じてしまうということ。

世の中には一定数分かり合えない人がいるのだと思うことで、生き方がずいぶん楽になったと著者の言。

「ワラ人形論法」相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法。こうした状況の間は、早口でまくしたてるか、激した感情で押し切ってくる傾向がある。感情のコントロールの利かない人に多い。本人は議論に勝ったつもりでいるが、人が付いていかないもの。→職場に心当たりのある人がいます。自分の正しいと思う道につなげていく手法をとり、それを押し付けてくるので迷惑千万です。チームワークやコミュニケーションを重視し、価値の多様性を認めようという風潮の中強度の違和感を感じる人です。

相談を受けた時、相手は自分の中に結論があって後押ししてもらいたいだけ。相談を受けた時の、最も大切な心得は、「相手をきちんと受け止める」気持ち。

習慣から身に付けた得意分野を持つ。

自分の心が動いていない言葉は、相手に届かない。