「お母さんに知ってほしい 思春期男子の正しいトリセツ」柳沢幸雄、SBクリエイティブ、2020年発行
男女差について知っておくことで育児も職場での人間関係も良くなる気がします。まだまだ、勉強不足ですが、男女差は小さい頃から厳然としてあってそれを踏まえたトリセツとなっています。思春期男子の取り扱いに悩む私にとってかなり有り難い書でした。以下は文中引用とミニ感想文です。
「いつも不機嫌で口数が少ない」ときに「感情的、攻撃的になる」のも思春期男子の特徴。お母さんに対してそのような態度をとるのは、甘えや信頼があるから。→とても当てはまっています!「信頼の証」と言われれば、うれしい気もしますが、で 問題はどうするか?
親がジッと待つのも大事なこと。
一番つらいのは親からのダメ出し。
子どもたちにとってスマホは使い方を誤れば危険ではあるけれども、日常生活においては必需品。いわば、「包丁」と同じと表現されていました。
まずは本人の意思を確かめる。
本人の意思で決めさせて、本人の責任のもとでやらせることで失敗から学ぶことができる。
否定から入ると思春期男子は反発する。「だから言ったじゃない!」ではなく「何が原因だったと思う?」と尋ねてみる。
子どもの心の支えとなるのは「自分自身の成長」。
男の子と女の子の違いコラムは「あるある」と納得。「集中型の男の子 コツコツ型の女の子」「なぜか自信がある男の子 現実的な女の子」