南風成香緒です。

 
 
今日のは長いよ。
 
 
 
5月4日、昨日のカウンセリングを思い出して、反芻しているうちに、昔の自分が蘇ってきた。
小さい頃の自分。
 
 
 
すぐ下の弟が生まれて、大好きなお母さんを奪われた!お母さんはわたしより赤ちゃんの弟が可愛いんだ!と信じた自分。わたしはこのままでは、愛してもらえない、役に立たなければ認めてもらえない自分。さらに下に双子の弟たちが生まれて、この気持ちが増幅した。
 
⬆️これは、いつものやつ
 
 
 
 
かずちゃんとのカウンセリング中に、ふと、
弟たちのこと、それはそれは可愛かった。可愛くて、可愛くて、でも大っ嫌いと口からでてきた。
 
 
 
どっちなの?
 
 
 
と聞かれたけれど、わからないと答えて、
 
 
 
そのまま話題はうつり、翌日。
 
 
 
記憶が蘇る。
赤ちゃんの弟たちはそれはそれは可愛かった。
すぐ下の弟もその下の双子の弟も可愛かった。
すぐ下の弟が生まれた時は、わたし3歳で小さかったけど、双子が生まれた時は、わたしが小学校に入る頃。
 
ぷにぷにの赤ちゃんが2つもいたら、どんなに可愛いか、想像つくよね。
 
 
 
可愛かった。
 
 
 
毎日毎日、一生懸命お世話した。
オムツを替えて、哺乳瓶でおっぱい飲ませて、
泣いたらあやして、お散歩に行って。
お世話しすぎて、熱を出してダウンしたこともあったなぁ。
 
 
 
 
まあ実際のところ、わたしはお手伝いしたつもりだけど、ほとんど役に立っていなかったのだろうと、今になればわかる。
 
 
 
それでもお母さんは、お手伝いすれば喜んでいた。
 
 
 
 
ふいに思い出した。
 
 
 
 
わたしは、弟たちのお母さんになりたかった。
お母さんそのものになりたかったわけじゃない。
たくさん可愛がって、お世話して、守って、大切に扱っているけど、弟たちが1番好きなのはお母さんで、わたしはいつも2番目だった。てか、ほんとに好かれていたか?は謎だった。
 
 
 
けど、思い返せば、すぐ下の弟は、わたしのことが大好きだった。いつもいつも私について回っていた。
なのに、そこは受け取らなかったわたし。
だって言うことを聞かない暴れん坊だったから。
 
 
 
こんなに可愛がってるのに、弟たちは、わたしの思う通りには、言うことを聞かない。子供心に、なんでよー!って思っていた。
 
 
 
 
 
 
わたしは小さい頃、弟たちのお母さんになりたかったんだ。
お母さんみたいになんでもできれば、
もっともっとわたしのことを好きになって、くれるかな?大切に思ってくれるかな?
わたしが彼らを大切に思っているのと、同じぐらいに大切に思ってくれるかな?
 
 
でも、お母さんのようにはなれないし、弟たちは言うこと聞かないし、可愛いけど、大嫌いになった。
まあ、所詮お姉ちゃんでしかないし、お姉ちゃんも怪しいぐらいの、できなさ加減、幼いわたしには無理なのにね。
 
 
 
あー、もうお母さんにならなくていいんだ。
お母さんの代わりをしなくていいんだと、
もうお母さんにならなくていい!
もうできなくていい!
おかあさんではなくて、わたしはかおりだ! 
と、思ったら、ものすごく脱力した。
 
いまも、これ書いてても、勝手に涙がでる。
 
自分で思ってる以上にお母さんになろうとしてたみたい。
 
弟たちのお母さんになりたかったんだ。
 
 
 
お母さんの1番になれなくて、悲しかった長女もあったけど、なんか微妙に違和感あって、なぜなら、女の子1人だから、特別に可愛がってもらってたし。
だから、長女だけど、お母さんに認めてもらいたかったけど、なんかもっとあるような。。。
 
弟たちを、どんなに頑張って可愛がっても、
弟たちにとっては、お母さんが1番大好きで、私は2番なんだよね。
 
だから1番になりたくて、お母さんみたいに振る舞えば、弟たちの1番になれると思っていた。
 
だから、いつも、1番になれない事象が起きてたんだ、わたしは誰かの1番になれない!みたいな感じ。
 
お前ら、わたしを認めなさいよー!!!って思ってた。←認められたいは、これかも。
 
そのためにはお母さんにならないと、、認めてもらえないと思って、頑張っていた。
 
 
 
 
結局わたしだけが、家族のことを大好きなのが、シャクだったのかもね。わたしばっかり好きで、悔しい。←謎の負けたくない!はここから来てるのかも。
 
 
 
小さい頃可愛かったけど、いまは、やたらデカくて、言うことを聞かない男どもを未だに可愛いし、好きだと思っている自分をやっと自覚できた。でも憎らしいし、嫌い。(°▽°)複雑。
 
お母さんにならなくていいって、思うと、洪水のように、涙がでる自分に驚く。涙は急にピタっと止まるのに、お母さんにならなくていいんだと、思うと、またでる。
 
7歳で下の双子が生まれて、子育てした。
オムツ替えて、ミルク飲ませて、お散歩連れて行って、泣いたらあやして、忘れてたけど、ずーっと子育てした。
お母さんのお手伝いして、弟たちがお腹空けばご飯作って、アイツら感謝が足りない!と思ってる〜。
1人で大きくなったような顔して!!!と、思ってるのが、よくわかった。(°▽°)
 
 
お母さんでもないのに、お母さんみたいな気分で、気苦労してたら、そりゃ疲れるよね。
弟たちから見れば、余計なお世話。
 
 
そして、同じようなことを、周囲にもしているのかも、だから疲れる。気苦労だけしてる。
 
誰のお母さんもやめる。お姉ちゃんじゃなかった。やめるのはお母さんの役。
 
ここから降りて、かおりになる。
 
 
こんな思いを握りしめたまま、50年以上生きてきたとは!
 
お母さんじゃないのに、お母さんになろうとするトンチンカンな努力。
お母さんになりたいじゃなくて、
お母さんのように振る舞えば、1番に好きになってもらえるのでは?という勘違い!
頑張ったからって、なれるもんじゃなし。
幼い頃思い込んだ、幼い子供の思い違い。
 

お姉ちゃん役でお母さん取られ、お母さん役になろうとして、1番になれないトンチンカン。

 

 
お姉ちゃん脱却よりもさらに上、お母さん役を脱却しよう。
 
 
 
令和元年ゴールデンウィークに、長年握りしめていた、ちょっぴり切なくて、おかしな思い込みに、やっと気づいてあげることができた。
 
 
 
わたしがこんなに愛しているのに、
愛されないわけないね。
今気がついた。
 
 
お疲れわたし
 
 
 
ゴールデンウィーク気づきの四部作終了です。
 
 
南風成香緒