今年の2/3は、節分にSan Biagioが重なりました。
San Biagio=英語だとセイント・ブレーズ。アルメニアの司教で、病を癒す不思議な力の持ち主だったとか。けがをした動物を治したり、病気の子供を癒したりと伝説のある聖人です。
ふもとの街の守護聖人なので、2/1〜2/3にかけてはfiera(だいたい、市場という意味で使われますが、移動遊園地のような大きなアトラクションの意味でも使われます。今回は後者)が行われ、たくさんの子供連れで賑わいます。
…のはずだったが。
2/1から2/3までは雨が降り続き、肌寒いを通り越して極寒の日々でした。ムスメ氏をfieraへ連れて行きたかったのですが、悪天候で移動遊園地のほとんどがおそらく開店休業だろう…と予想されたため、断念。
せめて祭り菓子でも手に入れたかったなぁ…と呟いた私の独り言を、うちのマンマが聞きつけて「あらアンタ、chiacchiere(カーニバルのシーズンにイタリア全土で食べられている揚げクッキー)だったら買うより作った方が美味しいわよ」と、本棚からレシピの載った本を出してきてくれました。
お菓子にかけてはセミプロの腕を持つ、パパアントニオにも手伝ってもらって、carnevaleのお菓子「chiacchiere」の制作に取り掛かりました。
①薄力粉、砂糖、溶かしバター、卵、バニラシュガー少々、マルサラ酒少々をボウルに全て入れ、木べらで混ぜる
②生地がそぼろ状になってきたら、パンをこねる要領で手のひらを使ってこねる
③ひとかたまりになって生地が滑らかになったら、ラップや濡れ布巾で覆い、15〜30分ほど休ませる
④打ち粉を振って、5mmくらいの厚さにのばす。伸ばしたら生地をひし形になるよう切る
↓こちらは飾り切り用のカッター、rotella tagliapasta。日本だとパイ切りカッターという名前で売っています。
⑤片手でひとつかみづつくらいの分量を、熱した油へ入れ、揚げる。パパアントニオは「140度くらいで揚げるといいよ」と言ってましたが、実際は180度くらいの高温になっていたようです。すぐきつね色になったので・・
⑥ペーパータオルの上に乗せて油を切り、仕上げに粉砂糖を振って出来上がり
ローマに住んでいた大昔、スーパーで買ったものを食べたことがあり「あまり美味しくないな〜」と思い込んでいたこのお菓子。
自分で作ったものは揚げたソフトクッキーのような食感で、食べ始めると手が止まりませんでした。結構な量あったけれど、夫氏もムスメ氏もすごい食いつきで、あっという間に半分以上なくなりました。来年もまた作ろう!
そして日本の習慣、節分。
前日までに、全ての部屋の床掃除をして豆まきに備えよう!と思っていたのですが。
いやーそんな時間は割けず、結局2/3当日に、リビング・ベッドルーム・書斎・衣装部屋の4ヶ所を一気に掃除です。
2/3は幼稚園がお休みだったので、家にいるムスメ氏の相手をしながらの掃除・洗濯・家事諸々はものすごく大変でした…結局、朝8:30から昼食を挟んで17時までかかってしまいました。
17時以降は夕食制作。大根入りイワシつみれ汁、恵方巻を作りました。置き場所がないので、うちには炊飯器がありません。なのでいつも、圧力鍋でご飯炊きです。お米を浸漬せずとも研いだらすぐ炊ける!ので重宝しています。
19時に夫氏帰宅。今年の恵方に合わせて無言で恵方巻をもしゃもしゃするあたく氏を横目に(野生動物を見る目で見られましたわ)、夫氏はナイフで一口づつ切っての上品なお食事。かたやムスメ氏は、縦方向に恵方巻をむしゃむしゃせず、横方向(上から見ると中に入れた具がストライプ状に見えている)に食べ進めるというワイルドっぷりでした。
食事が終わってからは、夫氏に鬼のお面をかぶってもらい、ムスメ氏とあたく氏で豆まき。床に落ちたものもちゃんと拾って食べました。
ムスメ氏→あたく氏の順でシャワーをし、ベッドに入ったのは22:30ごろでした。
疲労困憊で気を失うように眠りに落ちていったように思いますが、充実した一日でした!











