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イタリア・暮らしの歳時記

イタリアでの暮らしをゆるーく描いたブログ

ここイタリアでも、テレビのニュースで春節のことを伝えていました。

そう、今日は旧正月ですね。

うちでもお雑煮と混ぜご飯、なんちゃってお屠蘇を作って夕食の予定でございます。

 

正月料理といえばおせちやお屠蘇が日本の習慣ですが、

ではイタリアの正月料理とは何ぞや??

よく言われるのがザンポーネ(zanpone、主に12月に出回るクリスマス・新年用の豚足に詰めたソーセージ)かコテキーノ(主に12月に出回るクリスマス・新年用ソーセージ)&レンティッケ(lenticche、レンズ豆)の煮こみ。お金がたまるという言い伝えがあり、イタリアの各家庭でこの時期に食されている伝統料理です。

ここで紹介しているレシピは、トマト煮(昔、ローマ人の知人に教えてもらったレシピ)です。

 

①浅い鍋か大きなフライパンに、ニンニクひとかけをオリーブオイルで香りが出るまで炒める

②トマト缶(1人前あたり:500g水煮を半缶)と白ワイン200cc、ハーブ(量は適当に。ローズマリー必須だが入れすぎると苦味が出る。その他は好み、義実家ではセージも入れている)、塩適宜を入れ沸騰させる

③沸騰したらザンポーネかコテキーノ(1人前3分の1本〜半本が目安)を入れ、火加減を強めの弱火にし蓋をする

④豚足が3分の2は浸かる程度に水を足しながら、3時間ほどゆっくり煮る。時々ひっくり返すのを忘れずに。

⑤時間たったら、水煮缶か水で戻してあるレンズ豆(水煮缶なら半缶。乾燥状態なら1人前あたり80gほどが目安)を入れて1~2時間くらい煮る。思ったより水を吸うので、水加減には注意しながら。

⑥ソース全体が、豚足の高さの半分くらいになっていたら完成。

 

こんな感じで、制作時間はかなりの長丁場。

とはいえ煮込んでいる時間が大半なので、ある意味それほど手がかからない料理かも…

ちなみにこちら↓は、茹でただけのザンポーネ。トマト煮よりさっぱりしているので、私はこちらの方が好みです。同じ鍋で茹でたレンズ豆と一緒に食べます。

 

 

中華街のレストランに行った時はたまに頼んでいたほど、豚足が好きなあたくし。イタリアの豚足は、意外にもあんまりしつこくなくて美味しかったです。まあ、豚足というよりほぼソーセージなので、食べやすくて当たり前かな。口当たりが良いのは、レンズ豆が脂っ気を全部吸っているせいでしょうね。

なので、レンズ豆を食べる時は注意…ほっくりした味に豚の旨味が加わって美味しいのですが、口の中にこってーりとした膜が貼ってるんじゃないか??と思う程度には脂が効いてます。そのため、食後は胃薬が欠かせないメニューです。

 

義母マンマ・リヴィアーナと義父バッボ・アントニオの両方が健康診断で引っかかってしまって、要ダイエットを医者から申し渡されて以来、義実家ではNGメニューに。実際に食べたのは数年前の正月、たった1回だけです。スーパーで簡単に手に入るので、来年あたりちょっと買ってみようかしら…

 

今年は暮れと正月の準備をするのにめちゃめちゃ無理しましたが(そしてあとで、えらいことになった)、あたくし頑張りました。偉い。自分でほめちゃう。