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บ้านเกิด
مسقط رأس
ville natale
「故郷」という意味の言葉です。
連休中に実家に帰ったので、ネタにしてみました。
タイ語の「บ้าน」は「家」がメインの意味ですが、「場所」「村落」という意味もあります。
「เกิด」は「生まれる」「生じる」という動詞です。
直訳すると「生まれた家(場所)」になります。
アラビア語の「مسقط」は「落ちる」という動詞の「سقط」(辞書に載っている形)から派生した語で、「落ちる場所」「落ちた場所」という意味です。またオマーンの首都の「マスカット」も同じスペルです。
「رأس」は「頭」です。
直訳すると「頭が落ちた場所」になります。逆子でなければ、たいていは頭から出てきますからね。「頭が落ちた場所」=「故郷」ということなのでしょう。
フランス語の「ville」は「町」です。フランス語では「市町村」をあまり厳密に区分しないので、場合によっては「市(し)」にもなります。
「natale」は「生まれたところの」という形容詞の「natal」の女性形です。「ville」が女性名詞なので、女性形になります。フランス語は修飾する名詞の性数に、形容詞の性数を合わせます。
直訳すると「生まれた町」になります。
「故郷」という表現をとっても、各言語で違う言い方をするのも興味深いです。
こういったところを見つけるのも、外国語の勉強を辞められない理由の一つです。