がんの闘病記は「がん備忘録」で、がんについての情報などは「がん治療」のタグでご覧ください。

 

 

 

 

 

今年も数多くの著名人が亡くなりました。

その中で今年は特にミュージシャンが亡くなったような気がします。

鮎川誠、坂本龍一、大橋純子、KAN、HEATHなどががんで亡くなっています。

 

著名人ががんで亡くなると湧いてくるのが「がんになると死ぬ教」と「がん陰謀論」の信者です。

ある意味どんな新興宗教よりもたちが悪いです。

私も過去「がん陰謀論」の信者に「何を食べたらがんになったの」「がんになる前に特に食べたものは」と、食事が原因でがんになると信じている人に、しつこく質問されたことがあります。

食べ物が原因でがんにはなりません。

「これを食べたからがんになる」「これを食べればがんにはならない」ということはありません。

しかし信者はそんなことを言っても聞かないのだから、本当にたちが悪いです。

 

昨今がんで亡くなる著名人が多かったので「がんになると死ぬ教」信者も、たくさん湧いていました。

「がんになると死ぬ、怖い」を連発しています。

まるでがんで生き残っている人が悪いような言い方もします。

「がんになると死ぬ教」信者は、まるでがんサバイバーを「死にぞこない」のような言い方をします。

それどころか「生き残っていても役に立たない人間である」ような考えをしている人もいます。

私の考えすぎでしょうか。

 

運良く私はまだ生き残っています。

これからも生き続けます。

生きている限り「がんになると死ぬ教」「がん陰謀論」撲滅に向けて、「私は生きている」ということを発信し続けます。

 

改めてがんでお亡くなりになった方々に、哀悼の意を表します。

今まで本当にお疲れさまでした。

どうかゆっくりお休みください。

(文中敬称略)