がんの闘病記は「がん備忘録」で、がんについての情報などは「がん治療」のタグでご覧ください。

 

 

 

昨年末に行った健康診断、かなりの個所で再検査がつきました。

その中の一つに胃がありました。

がんを発見してくれた病院をかかりつけ医にしているので、耳鼻科の定期検診のついでに担当科で診察をしてもらうことにしました。

11月のがんセンターの画像検査(CTとMRI)では何も映っていなかったことを告げました。

「がんほどの大きい腫瘍はないかもしれませんが、小さいポリープのようなものはあるかもしれませんね」とのことなので、胃カメラを飲むことになりました。

一番最初にがんの検査をするときにがんセンターで、転移があるかどうかを調べる際、食道のあたりまでカメラを入れたことがありますが、胃まではありません。

 

このブログでは時々書いていますが、がんの治療が終わった後で、常にのどが痛いです。

扁桃腺が腫れているときに似た痛みがあります。

まだ飲み込むときに痛みが走ります。

これは放射線治療をしたときの後遺症になります。

 

検査当日、のどに麻酔をしました。

口からカメラを入れたのですが、普段のどの痛いあたりをカメラが通過すると、激痛が走りました。

どうしても無理で、検査のために何も食べてない状態で、胃の中が空っぽなので、吐くものがないため、胃液を吐いてしまいました。

 

「鼻から入れましょう」ということになり、鼻のあたりを麻酔しました。

鼻からカメラは痛みもなく入ったのですが、のどのいつも痛みがありあたりにカメラが来ると、やはり激痛が走り、先ほどと同じ状態になりました。

 

結局検査は無理ということになり、中止になりました。

 

もしかするといつも痛みを感じている場所は、飲み込むときにつらかったり、刺激物が沁みたりするので、気道が狭くなっているか、粘膜が薄くなっているのかもしれません。

検査をするにはよほど細い管を入れるか、上半身全体に麻酔をかけるしかないのかもしれません。

 

がんになると、検査一つするのも大変だと思いました。