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先日首相が英紙か米紙のインタビューに「オリンピックを中止にすることは簡単だ」と答えていました。
「簡単だったら、中止にしろよ!」と結構マジで頭に来ました。
誰もがこんな不完全な形でのオリンピックの開催を望んでいたわけではありません。
聖火リレーだって、沿道で応援したかった。
会場は無理でも、みんなで選手を応援したかった。
東京へ行きたかったと思っている選手だってたくさんいたはずです。
私は中止派ではなく、今でも延期派です。
มันง่ายที่จะยกเลิกการแข่งขันกีฬาโอลิมปิกและพาราลิมปิก
من السهل إلغاء الألعاب الأولمبية والبارالمبية.
Il est facile d'annuler les Jeux olympiques et paralympiques.
今回は「動詞することは形容詞だ」という文です。
動詞は「中止する」「ยกเลิก」「ألغى」(辞書に載っている形)「annuler」(不定形=英語の原形)、形容詞は「簡単な」「ง่าย」「سهل」「facile」を使用しました。
タイ語は「มัน」+「形容詞」+「ที่」+「จะ」+動詞です。
例文は英語の第二文型がベースです。タイ語は英語でいう補語の位置に形容詞が来る場合、英語でいうとbe動詞を省略し、そのまま形容詞を置きます。
「มัน」は「あれ」です。英語の「it」の訳語としてよく利用されます。
「ที่」はたくさん意味がありますが、この場合は接続詞です。
「จะ」は未来を表す助動詞(英語の「will」)です。
私の持っている参考書には出てきていない文章なので、もしかしたら英語の「it is 形容詞 to 動詞」の訳として比較的新しくできた構文なのかもしれません。
アラビア語は「من」+「ال」+「形容詞」+「動名詞あるいは動詞を名詞化した名詞」です。
「من」は英語の「from」と同じ意味の前置詞です。
「ال」は定冠詞(英語の「the」)。
その後ろに動名詞あるいは動詞と同じ意味を持つ名詞を使用します。
上記例文では中止するという動詞「ألغى」の名詞の「إلغاء」を使用しています。動名詞と書いてある本(サイト)と書いてない本(サイト)があるので、「動名詞」と断言しないでおきます。
しかしこの構文は文法的には正しくないみたいです。「it is 形容詞 to 動詞」の訳として便宜上使われているみたいです。
フランス語は「il」+「est」+「形容詞」+「de」+「動詞の不定形(=英語の原形)」です。
「il」は英語の「he」または「it」。
「est」は「être」の直説法現在形三人称単数形、「être」は英語のbe動詞。
「de」は英語の「of」または「from」。後ろに母音扱いの音で始まる単語が来ているので「d'」になっています。
「中止」は下記ブログを参照ください。
ただ開催しているだけ。
誰のための、何のためのオリンピックなのでしょうか。
こんな形での開催でなければ、もっと心から選手を応援している人がたくさんいたはずです。
そう思うと、本当に残念でなりません。
It is easy to cancel the Olympic and Paralympic games.