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全く責任を取るつもりのない、一応肩書だけは責任のある立場の人たちは、昨日も書きましたが「安心安全」と繰り返すだけで、質問には全く答えません。

壊れたレコーダーのように「安心安全」を繰り返すだけです。

なぜそこまで「開催すること」だけに固執するのでしょうか。

IOCに何か弱みでも握られているのでしょうか。

と、ここまで書いていたときに「私は主催者ではない」というとんでもない発言を、哀れな首相がしました。

もう、これが答えなんでしょうね。

怒りを通り越して、呆れてしまいました。

 

รัฐบาลไม่ตอบคำถามใด ๆ เกี่ยวกับการแข่งขันกีฬาโอลิมปิก

 

لا تجيب الحكومة على أي سؤال عن الألعاب الأولمبية.

 

Le gouvernement ne répond à aucune question sur les Jeux olympiques.

 

例文では主語は政府になっています。

「返答する」が「ตอบ」「أجاب」(辞書に載っている形)「répondre」(不定形=英語の原形)です。

タイ語はそのまま後ろに目的語を持ってきますが、アラビア語は「عن」、フランス語は「à」という前置詞を使います。

عن」は「~について」と「~から(遠ざかる)」という意味の前置詞です。

à」は英語の「to」「at」「in」などの意味の前置詞です。

 

「どんな~も」という表現です。

 

タイ語は名詞の後ろに「どんな~も」を表す「ใด」を置きます。

」は日本語の「々」と同じで、前の語を繰り返すときに使います。「ใด ๆ」とすることで、意味をより強調しています。「」はタイ文字の数字の2の「」の棒を折らずに縦に伸ばしたものだと、タイ人が言っていたのを聞いたことがあります。

否定表現と一緒に使うと「どんな~もない」になります。

 

アラビア語の「أي」は名詞の前に置かれ、疑問詞で使うと「どの」(英語の「which」)、肯定文で使うと「どんな~も」、否定文で使うと「どんな~もない」になります。

 

フランス語は上記例文では否定表現ですが、肯定文の場合は「tout」を名詞の前に置き、名詞の性数によって変化させます。もし上記例文が肯定文だったら、「question」が女性名詞なので「toute」になります。

否定表現と一緒に使う場合は「aucun」を名詞の前に置き、名詞の性数によって変化させます。上記例文では「question」が女性名詞なので女性形である「aucune」を使用しています。

 

「主催者ではないから答えなくてもいい」なんてことはありません。

是非とも理由はお答えいただきたいです。

 

The government does not explain anything about the Olympic Games.