最近の外国語のブログの内容のほとんどが、無能で無責任で役立たずで・・・とあげていったらきりがないぼんくらお坊ちゃまのことになっていました。
これではいけないと思い、前向きになれることを書こうと思います。
เราจะไม่ยอมแพ้เป็นอันขาด
لن نستسلم أبدًا.
Nous n'abandonnerons jamais.
私は「あきらめない」の意味を込めて、上記の文章をよく書いています。
We will never give up.
赤い文字の部分が強い否定を表わしています。
青い文字の部分が「あきらめる」を意味する動詞です。
今回はこの動詞の解説をしようと思います。
フランス語の動詞の不定形は「abandonner」になります。
フランス語では英語の原形にあたる形を「不定形」といいます。
文法的に説明すると上記の形は、一人称複数直説法単純未来形になります。
「abandonner」には「放棄する」「見捨てる」などの意味もあります。
アラビア語もタイ語も使われている動詞には「降伏する」「屈服する」「敗北する」などの意味もあります。
というより、そちらの意味のほうが強いです。
アラビア語の辞書に載っている形は「استسلم」。
上記の形は一人称複数未完了接続形になります。
タイ語は単語を分解すると「ยอม」(降参する、など)と「แพ้」(負ける)に分けられます。
「ยอมแพ้」は「負ける」ということを強調した単語かなと推測できます。
タイ語の動詞には活用はありません。
フランス語は「放棄しない」「投げ出さない」ことが、アラビア語やタイ語は「屈しない」「負けない」ことが、「あきらめない」のベースなのかなと思います。
コロナにも自然災害にもいろいろな困難にも「あきらめない」でいきましょう。