今回はお食事中のかたにはかなり不快を与える表現があると思われるので、お食事中のかたは食事が済んでからご覧ください。
入院9日目、敬老の日で祝日。
ハッピーマンデーのせいで、成人の日、海の日、敬老の日、体育の日が移動祝日になった。
三連休がいいか、飛び石がいいか、人によっては意見の分かれるところではある。
1週間、お通じがない。
一昨日から下剤を飲み始めているが、特に出る気配はない。
下剤を飲んでしばらくすると、なんとなくもよおしてくるのだが、出ない。
だからといって、お腹が張っているような感じもしない。
なので出ていないことに気づかなかった。
看護師に今日中に出なかったら座薬か浣腸と言われた。
それは避けたい。
その一心で、昨日からもよおしてくるたびに、トイレに行って頑張ってみるが、出ない。
今までの人生で便秘で苦しんだことはあるのかというくらい、便秘になったことはない。
おそらくこれも初体験かもしれない。
朝食後に何回かトイレに行ったが出なかった。
昼食後に下剤を飲んだあと、下剤が効いてきた感じがするので、トイレに行く。
がんで死ぬのではなく、脳卒中で死ぬのかと思うほどにいきんでみる。
ようやく、少しだけ出た。
かなり固い、石ころ大のものが数個出た。
取りあえず出たのだからということで、看護師に報告する。
一応形状と硬さと量の報告もする。
出たということで、座薬と浣腸はしなくて済んだ。
1回出て、腸の動きが活発になったからか、その後何回かトイレに行きたくなった。
出てきたのは変わらずにかなり固い石ころ大のものが数個だったが。
午後8時過ぎ、生理食塩水の点滴が終了する。
腕に刺さった管を抜かれる。
なんとも言えない解放感。
明日はいよいよ退院。
1回目の入院が終わって、家に帰れるはずだ。