検査結果を聞きに行く日は、いつまで経っても慣れない。
前の日からイヤーな緊張感が走る。
合格発表の時のような感じに似てる?
死刑判決を待つときのような感覚?
病院に行く足取りは重い。
こういう時に限って、受付をすると、すぐに呼出機が鳴る。
主治医から「特に問題はありません」と告げられると、安堵のあまり、崩れてしまいそうになる。
今回はPET検査ということもあって、そのあとは自分の内臓や脳の映像もゆっくり眺める。
内臓なんて、あるとわかっていても、見る機会なんて滅多にない。
主治医には昨年の講演会に行ってきたことを伝える。
https://ameblo.jp/nasopharynx/entry-12544067306.html
嬉しそうな顔で「今後も研究を続けたい」ということを話す。
そのあと歯科と放射線科に向かう。
副作用も含めて、順調に経過しているとのこと。
会計を済ませ、薬局で薬を処方してもらい、本日は終了。
次回の検査は5月。
それまでこの病院に来なくても良さそうだ。
偉そうに書いているが、私は治療中の副作用が、医師も驚くくらい軽かったらしい。
そして治療後も、普通に比べると軽いらしい。
本人は「唾液が出ない」「のどが痛い」「からい物が食べられない」などと言っているが、そんなものじゃない人のほうが多いらしい。
偶然発見されたがん、治療時にはまだ頭内に留まってくれていたがん、発見時から治療中も、ラッキーだと思うことの連続だった。
「生きろ」と見えない何かが後ろを押しているような感じがする。
このブログをご覧の皆様もサバイバーの人、サバイバーでない人、サバイバーでも現在治療中の人、私と同じように経過観察中の人、あるいはすでに経過観察期間を過ぎた人、様々いると思う。
がんは治療が終了したからそれで終わりではなく、そこからが本当の治療だとも言われている。
一緒に頑張りましょう。
何回も書いているけど「がんに負けない」「がんを越えていける」という願いを込めて。
เราจะไม่ยอมแพ้เป็นอันขาด
เราเอาชนะมะเร็งได้
لن نستسلم أبدًا.
نستطيع أن نتغلب على السرطان.
Nous n'abandonnerons jamais.
Nous pouvons surmonter le cancer.