前回のブログを参照してください。

https://ameblo.jp/nasopharynx/entry-12556614627.html

フランス語でも上咽頭は「nasopharynx」です。ただし英語と発音が違います。

上咽頭がんは「cancer du nasopharynx」。

アラビア語で上咽頭は「بلعوم أنفي」。「بلعوم」が「咽頭」、「أنفي」が「鼻の(形容詞)」→「أنف」「鼻(名詞)」。

上咽頭がんは「سرطان البلعوم الأنفي。がん(سرطان)の後ろに、上咽頭(بلعوم أنفي)に定冠詞(ال)を付けてから置きます。

タイ語で上咽頭は「คอหอยส่วนจมูก」。「คอหอย」が「咽頭」、「ส่วน」が「部分」、「จมูก」が「鼻」。

しかし上咽頭がんは「มะเร็งหลังโพรงจมูก」になります。「มะเร็ง」が「がん」、「หลัง」が「の後ろの」、「โพรง」が「腔」。直訳すると「鼻腔の後ろのがん」。

こうしてみると、上咽頭は鼻に関係ある単語が使われている言語が多いのかもしれません。

 

○○がんの言い方です。

フランス語ではがん(cancer)の後ろに、dude lade l'desを付けて、がんの部位を置きます。

フランス語を学習したことある人向けに言い換えると、「cancer+de+定冠詞+がんの部位」になります。

アラビア語ではがん(سرطان)の後ろに、がんの部位に定冠詞(ال)を付けてから置きます。

タイ語ではがん(มะเร็ง)の後ろに、がんの部位を置きます。

 

以下に例を挙げます。

世界的に罹患数の多いがんです。

大腸がんも例として挙げようと思ったのですが、腸の位置によって言い方が違うので、その国の言語で書かれた医学書を少し解析してから、正しいものをいつか載せようと思います。

 

 

このブログのタイトルに「外国語講座」とあるので、外国語講座のようなことをしてみました。