子供の言葉、大人の味覚 -30ページ目

子供の言葉、大人の味覚

なすこんのブログ

言葉の森  柏の葉公園教室、作品より)



子供の言葉、大人の味覚
「自由研究やるぞ。」
父の声が我が家に響いた。

 研究といっても、父の研究ではない。父は私の自由研究を手伝ってくれているのだ。公園の木にゼリーを塗って何が来るかを調べるのだ。毎朝、私の父は五時半に公園まで一緒に行ってくれる。しかも父は毎朝、5時半に
「朝だよ、起きな。」
と言って起こしてくれるのだ。もっとも父が寝坊しなければの話だが……。こんな父が私は大好きだ。私も父みたいになってみたいと思う。

 私には弟がいる。私と弟がひましていると母は
「てっちゃんと遊びなさい。」
と言う。弟の名前はてっちゃんではないが、私の家族はみんなてっちゃんと呼んでいる。遊んでいるうちにときどきけんかになってしまって弟は4歳なので負けそうになったら、お母さんに
「ママー、ネネがいじめる。」
と大声で言いつける。私のお母さんが来たらいつも
てっちゃんはまだ小さいから本気になって怒っちゃだめでしょう。
と言われる。だが楽しく一緒に遊んでいればやっぱり楽しい。てっちゃんはとてもゆかいだ。最近、てっちゃんが幼稚園に行ってすごいことができるようになった。水に顔を入れたり、もぐったりすることができるようになったのだ。それで、流れるプールの深いプール入った。でも、てっちゃんはふつうに立っても顔までつからないのだ。そこでてっちゃんはプールでもぐってあがってくるかと思ったら、バタフライみたいのを一回してあがってきたのだ。私はその時にとても自慢の弟だと思った。

 私の母は少し口うるさいところがある。あれしなさい、これしなさい、だめでしょなどと言っている。だが母は私のために言っていると思う。だが、たまにその言葉がカチンときて、言い返してしまうこともある。後になって言い返して悪かったと思うこともある。母はとても優しいが怒ると鬼のようになってしまうので、用心しなければならない。私はそんな母にもなりたい。
 家族とは世界にひとつしかないもので、一緒にすごす一分一秒でも大切にしなければならないと思う。

合格教室の後に
家族1人1人の人柄がよく伝わってきますね。あたたかくていい作文です。結びもすばらしいね。

言葉の森  柏の葉公園教室、作品より)

子供の言葉、大人の味覚


 次のような長文を読みました。クジラやライオンのような大型哺乳類について言えば、クジラは水中生活は便利なように体型が変化しており、またライオンやトラは筋肉が発達し、敏捷でしかも鋭い牙や爪を備えている。しかしこれに対して、サルの仲間はそういった身体上の特徴を持っていない。したがって、サルの仲間は学習能力が武器となる。さらに人の場合にはそれぞれの固体が自らの直接の経験に基づいて知識を集積するばかりではなく、他の個体の経験を言語などを媒介することによって利用することもできる。私は人間にとって「学習」というものはとても大切なことだと思う。

 学習が大切な第一の理由はたくさんのことを学ぶことによって生き延びる力を身につけることができるからである。人間は火を発見し、自分でおこせるようになり、寒さをなくし、獣から身を守ることができるようになった。また米を作ることができるようになり、飢えをしのいだ。今では世界中の誰とも電話で話すことができるし、パソコンで知りたいことを何でも調べることができる。でも、これらは誰か1人がすべて考え出したわけではない。何万、何千人の人達が知識を積み重ねてきた結果である。

 学習が大切な第二の理由は、学習をしていると生きていくうちにプラスになるし、自分を高めていけるからである。身の回りにある機会の仕組みや世界の出来事を知っているといつか役にたつかもしれないし、自分にとっても楽しい。

 確かに、人間には遊びも大切だ。しかし、「人間は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのだ」というように、人間が生まれながら持っている能力を大事に豊かな人生を送るといいと思う。
合格教室のあとに
 経験的に、あるいは知識として知っていることを改めて文章で説明するのはとても難しいことです。順序良く説明できていますね。ハナマル!
言葉の森  柏の葉公園教室、作品より)


子供の言葉、大人の味覚

「おはよう。」
先生が元気にあいさつをしました。この先生は私の先生です。名前はA先生です。A先生はいつものように元気いっぱいです。それにA先生はかぜを引いていたとしても笑顔で元気にあいさつしてくれます。私はいつもA先生の元気なあいさつを聞かないと元気がでません。まるで先生のあいさつはまほうのようです。

 それに、昼休みだって元気にサッカーで遊んでくれます。一輪車の練習も、たけうまの練習も手伝ってくれました。先生と遊ぶととってもたのしいです。どうしてかというと先生もとっても楽しそうだからです。それに、A先生は男なみにとても強いから、それに、A先生はどんな話でも聞いてくれます。たとえば家のこととか、男子のくだらない話とか、サッカーの話とか、習い事の話とか、とにかくどんな話でもいつだって答えてくれます。それに勉強だってやさしく、遊びのように教えてくれるので、あきないで、しゅうちゅうしてたのしく勉強ができるので、だいっきらいだった勉強が好きになりました。でも、やっぱり算数だけはだいっきらいだけど、でも、わからないことが少しでもあればやさしく教えてくれます。でもやっぱり……、算数はきらいなので算数の時間はかんべんして!とかならず思います。でも、こんなにやさしくしても……、怒るととってもこわいけど……、毎日がとっても楽しいです。いやな日はありません!
「いつも先生はなぜそんなに元気なんですか?」
としつもんをしてみたら先生はいつも10時にはもう寝ているということが分かりました。それに、もう一つわかったことがあります。それは先生は子どものころ、すごく字がきたなかったといっていたので、
なんでそんなに今は字がきれいなんですか?」
と聞いてみたら自然にきれいになっていったとのことだったので、すごいなと思いました。

合格教室のあとに
ほんとうに素敵な先生だね。詳しく書けているので、とてもよく分かりました。男子のくだらない話もちゃんと聞いてくれる、に笑っちゃいました^^