子供の言葉、大人の味覚 -13ページ目

子供の言葉、大人の味覚

なすこんのブログ


子供の言葉、大人の味覚
「みんな知っていると思いますが、今日で浅岡さんは転校してしまいます。浅岡さんに最後にひとこと言ってもらいましょう。」
先生が思い切ったようにいいました。

 このとき、私は「今日で私は転校してしまう」と改めて思ったのか、いろんなことを思い出しました。

 私は三年生のときに、今の小学校に転入してきました。この小学校には優し人がたくさんいて、慣れるには時間がかかったけど、それでも友達もできてあっという間に四年生の三学期なりにいよいよクラス替えする五年生に近づきました。一年生のころからこの小学校に通っていなかった私はほかのクラスの人の名前も知らず、とても不安でした。いよいよクラス替えの日になり仲のいい友達とも別れ、新しいクラスはまるでろうやのように私はひとりぼっちという漢字がすごくしました。

 でも、今年は思ったより早くクラスになじめ仲の良い友達もできました。今までは運動部に入部し、理科クラブに入り、委員会は飼育委員会になりました。ほかにもいろんな行事の班長やリーダーにちょうせんしました。中には思い切り失敗した行事もあり、みんなにめいわくをかけてしまったこともありましたが、考えてみれば楽しい日、楽しくない日、ふつうに生活した日もありましたが、どれもいい思い出になりました。

 「みじかい間でしたけど、5年2組になれてとてもよかったです。本当にありがとうございました。」
私は先生に頼まれた「最後」の言葉を自分の意持ちでいっぱいにふくらませみんなに伝えました


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 私はあだ名を良いと思う。
 理由の一つ目はその人自身に親しみがわくからだ。私のクラスでたとえてみよう。私のクラスではいちおうみんなあだ名がついている。なぜいちおうなのか。それは私が六年生のとき、私たち一組の女子がとても仲が悪かった時だ。一組の女子はグループが三つあり、それがまた二つになった。私のクラスの女子は十二人、つまり六人ずつ分かれたのだ。とても仲が悪かったのを私たちの担任の先生が気づき、私たち女子全員に
「仲良くなれ。」
と言った。その言葉がひびいたのかわからないが、その後、私たちは相談して、
「じゃあ、昼休み、みんなで遊ぼう!」
と誰かが言って一緒に遊んだ。だが参加しない人がいた。そこで、みんなのあだ名を決めた。そうしてあだ名を呼び合うと親しみやすく遊ぶときに参加しなかった人も遊ぶようになった。
 もう一つ理由がある。それは名前が覚えやすくなるからだ。たとえば、名前が××ちゃんだったらふつうに
「××!」
とよぶのもいいが、それじゃあつまらないということで
「つっちー」
というあだ名をつけるのだ。私と違うクラスの××くんはその大らかな性格とがっちりした背格好から
「ゴリラ」
と呼ばれている。だが、かれは別に気にしていないようだ。

 確かにあだ名も良いが、あだ名が悪いこともある。いま、新聞で話題になっているいじめ。あだ名の決め方にも注意しなければならない。その人がいやがっているあだ名をむりやりつけると、その人が心の傷をおってしまうからだ。
 あだ名の悪い面もあるが、清濁あわせ呑むというようにいい面を見て、楽しんだ方が良いと思う。だから私はあだ名に賛成だ。

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「はあ、いやだなあ。」
わたしはいやなのにトイレそうじをやらなければならなくなりました。いやだなあと言いながらトイレのある場所に行きました。ここまできたら、やったほうがいいか、と思いながらトイレそうじをはじめました。そのとき、ふっと頭にうかんだのは、「トイレの神様」という話でした。内容はわすれてしまったけれど、二年生か三年生のころ、トイレの神様という話を読んだことは覚えています。わたしはたまに、神様がいるんなら週に二回ぐらいはやってもいいかなと思うこともあります。

 トイレそうじは最初はやだなと思っていましたが、やってみると違いました。そうじをやっていくうちにどんどんピカピカになっていき、もっときれいにするぞ、という気になってきました。そのときふっとトイレそうじはこんなに楽しいんだと気づきました。そしてそうじが終わったときは、まるで買ったばかりのようにピカピカになっていました。
 これまでお皿あらい、げんかんそうじなどをやってきましたが、トイレそうじがいちばん楽しかったです。お皿はまた使うとすぐによごれてしまうし、げんかんそうじははじからはじまでそうじをしてもぜったいにすぐにまたきたなくなってしまうからです。それに雨の日だと晴れた時とはちがって水でぬれていまってやる気がなくなってしまいます。やっぱり、トイレそうじが終わったときの、やったあという気持ちがいちばん強かったです。

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