前編からの続きです。

4.裏オープントーナメントの部
続いて、梨オフの名物トーナメントである裏オープンです。
"裏"という名の通り通常より難易度が高い(と個人的に思う)トーナメントです。使えるベイは2017年2月までに発売されたパーツのみ(デスサイザーは除く)。
このトーナメントでは使うベイだけでなく、ランチャーも当時発売されていたものを使用します(ロングベイランチャーは除く)。
初期からベイブレードをやっていた方々には懐かしい、あの軽く安っぽい音が会場に響き渡ります。

このトーナメントでは大人の本気のシュートがたくさん見られます。気合い溢れるシュートは観戦している方までもが疲れてしまいます。

基本的に使われているベイは当時流行していたダークデスサイザーやオーディンばかりでしたが3位決定戦ではヴァルキリーにエクストリームのジョイントでバーストを狙いに行く戦略も見られました。

決勝は2017年冬のG1のために組んだもののマーキング違いで本来の力を発揮できなかったダークデスサイザーを使ったベイ太が3-0で勝利。
お見事です。

優勝  ベイ太(T.B.R)
二位  タクマ(わりベイ)
三位  しょーしー(ヤベイ)

5.オープントーナメントの部
激戦を終え、予選最終トーナメントです。
この日は予選から3on3ノックダウンバトルで行いました。

お互い最初のコマを出してからは、勝ったらそのコマを使い続け、負けたら次のコマに移行し、先に相手のコマすべてを倒しきった方が勝ちという特殊なルールです。
このルールでは、普段の3on3よりも深く戦略を練っていく必要があります。1番機を最初に持っていくのか最後に持っていくのか。1個で勝ちに行くのか3個使って勝ちに行くのか、戦略は様々。


ここでも3位決定戦と決勝戦はトルネードベイスタジアムを使用しました。

優勝  シュンタ
二位  マサキ(T.B.R)
三位  ソウ(大吉)

6.最強決定戦の部最後は、各トーナメントの1~3位のみで行われる最強決定戦です。

予選は5Gバトルの試合です。
通常は3P先取の5Gバトルですが、最短2個目で試合が終わってしまう可能性があるため、準決勝から5P制で行いました。
これにより、妥協枠として油断しがちな5個目もしっかり考えてデッキを構成しなければなりません。

準決勝戦、しょーしー(師匠)VSムーDの対戦では、2機目でムーDが4点失点するものの、そこから巻き返し4対4まで粘った最終バトル。

インペリアルドラゴンとレイジヘリオス、ラバー同士の激しいぶつかり合いで両者ポケットへ突っ込みますが・・・

僅差でインペリアルの着地の方が遅く、
6-4でしょーしーが制しました。


決勝戦では初戦から順調にポイントを重ねたブレーダータクマが6-3で優勝でした。

優勝  タクマ(わりベイ)
二位  しょーしー(ヤベイ)
三位  ソウ(大吉)

7.表彰
各トーナメント1~3位には賞状、
優勝者には楯が授与されます。

ここで冷やかし係である梨本46裏ボスに賞状授与の仕事が回ってきます。

優勝者にはトロフィーが授与されます。

こうして朝9時から始まった梨オフは19時に幕を閉じます。みなさん一日お疲れ様でした。

初の選抜ライブということで、競技性の高い催しを多く取り入れてみましたが、かなり手応えがありました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

こんな感じで第2回、3回のレポートも書いていきますのでよろしくお願いします。