3.Limitationトーナメントの部
このトーナメントでは、普段のルールとは異なり、オーバーフィニッシュが2Pから1Pに変更となります。アタックを仕掛けてもエクストリームフィニッシュかバーストフィニッシュを決めなければ、スピンフィニッシュと同等のポイントしか得られません。
Xシリーズではプレイヤーが求めていない「不意なオーバー」によって試合の流れが大きく変わることが多々あります。正直こればかりは運だと思っています。
試合の勝ち負けには時の運も絡むものです。僕の考えですが、運の良し悪しも戦う上で大事な要素の一つです。
ただ、それまでにプレイヤーが積み重ねてきた努力やそれぞれの持つ技量よりも運要素が上回ってはいけないと思います。
このトーナメントではオーバーフィニッシュが1Pになるだけですが、その小さな違いが運要素の強いXシリーズを戦略性の高いベイバトルが出来る「競技」へと近づけます。
スピン・オーバー1P、バースト2P、エクストリーム3P
これこそがベイブレードXの正しいポイント配分だと思ってます。
準決勝戦からはメタルファイトシリーズのスタンダードスタジアムを用いた4勝制(どんな勝ち方をしても1P)にしてみました。準決勝は赤を使用。
師匠VSムーD
(会場内がスカスカに見えますが撮影者側に人が密集しているだけです<爆)
自滅はそうそうないスタジアムかと思っていましたが、他のスタジアムと異なり外周に段差がない上、エクストリームスタジアムよりも傾斜がついているため力加減を考えずシュートすると持久軸のコマでも走ってそのまま場外へ出てしまうことが多く、それを繰り返したムーDが勝手に負けて4位獲得権利(3位決定戦)進出を得ました。
本当は外周をフェンスで囲ってスタジアムアウトが出来ないようにしたかったのですが、時間が足りず断念しました。
決勝と3位決定戦は黄色を使用。形状が若干違うんですねこりゃ。平面が広く接触回数が少ないことが特徴です。
メタルファイトシリーズはスタジアムバリエーションが多く、大型大会の本戦でも色んなスタジアムを使用してましたね。
ユータVS師匠
ブレード違いの対決でしたが、ユータが使う"あのブレード"がこのスタジアムに相性抜群で戦略的なスタジアムアウト4連発で優勝でした。
優勝 ユータ(バルス)
2位 師匠(わりベイ)
3位 よしぞー(バルス)
4位 また、ムーD(わりベイ)
4.ライジングバトルの部
制限時間60分間の中で勝利数を競う連勝バトルです。
上位8名が決勝トーナメント進出者を決定します。
予選は前半と後半の2部構成
前半45分は、どんな勝ち方をしても1P。
予選最終イベントというだけあって、まだ最強決定戦への出場権利を得ていないブレーダーたちに緊張がはしります。
ライジングバトルで重要なポイントの一つは、如何に早く決着をつけるかだと思います。持久戦になればその分対戦時間が長くなり、負けるとかなりのタイムロスになります。そういったことも考慮してどのようにして勝利数を稼いでいくのかを考えるのが面白さですかね。この演目に関しては運営サイドもアタック推奨(?)してますね。
並んでいる間に近くのプレイヤー同士で「いま何勝?」と聞き合って焦ったりするのも連勝バトルならではかな(笑)。
梨オフではこれまで3回ライジングバトルをやってきましたが、この4回目で初めてバトルカードをカンストさせたブレーダーがいました。お見事!
予選通過者
1位 ソウスケ(バルス)
2位 ムーD(わりベイ)
3位 無間
4位 オカザキ(バルス)
5位 ケイパパ
6位 asatoshi(バルス)
7位 刀剣
8位 K_R_CHANG
ジャッジ枠 タカトモ(バルス)
決勝トーナメントはベスト8はエクストリームスタジアムを使用した3on3バトルで行いました。
↑ん、左はコロコロベースの店長(笑)?
ベスト4からは爆転シュートベイブレードのアルティメットスタジアムを使用した3on3ノックダウン制
ぶつかることで倒れるフェンスと通常のスタジアムよりも硬い素材でできていることが特徴のスタジアムです。トルネードスタジアムとはまた違ったコマが活躍していました。
決勝戦は同じ星の元(?)「ラバーヤクザ」としてバースト時代活躍していたこのお二方。ここでもJ'sw氏のアドバイス発動により、回転版を上手く活用した戦い方を見せたムーDの優勝でした。
優勝 ムーD(わりベイ)
2位 無間
3位 ケイパパ
4位 ソウスケ(バルス)
5.最強決定戦の部
予選トーナメントがすべて終了し、最後は各トーナメント1~3位のみが出場できる最強決定戦の部です。
今回最強決定戦に出場できるのは9名。
参加者
ユウ党 ナオヤ くま ムーD ユータ
師匠 よしぞー 無間 ケイパパ
(早退 コータ)
言ってしまえばこの最強決定戦こそが本イベントのメイン演目ではありますが、それまで全力で予選トーナメントに挑んだブレーダーたちはもう体力が限界です。ユータくんは眠すぎて体がポカポカしていたようです。
決勝は無間さんと、前回優勝者ユータ
カレー機関と一蘭の対決です(内輪ネタ)
無間さんはオフ会の2週間前に行われたおもちゃのぶんぶくとフジヤのG3大会で2日続けて優勝しており、今回の最強決定戦優勝にかなり近いプレイヤーでした。研究熱心な無間さんは我々の知らないような知識をたくさん持っており、その知識をフルに活用して構築したデッキとシュートフォームは他の参加者に刺激を与えていました。
前半戦はユータが試合を有利に進めているように見えましたが、後半の巻き返しによって4-2で無間さんが優勝でした✨
優勝 無間㈲
2位 ユータ(バルス)
3位 ケイパパ
4位 やっぱりムーDでした(わりベイ)
ラーメン屋ばっかりのトーナメント表
6.表彰式
各トーナメント上位1〜3位には賞状が、最強決定戦優勝者にはトロフィーが授与されます。
今回はXシリーズ初となる梨オフで、試験的な部分が多い一日でした。アニメがスタートしたことで今後各地でG3大会や大型大会も増えていくかと思いますので、果たして梨オフを開催する暇があるのかは分かりませんが。。。このレポートで今回参加できなかった方へオフ会の雰囲気が伝われば良いかなと思います。
参加してくださった皆様ありがとうございました。