皆さんこんばんは
言の葉です
『こんばんは、赤文字です』
街中はイルミネーションで彩られ、店先では赤い服を着た白ひげのおじさんがお出迎え、店内に入れば趣向を凝らしたインテリアと商品が立ち並ぶ
地域一帯が賑わいを見せるような時期がやってきましたね
外に出れば冷たい風が身を襲い、家にいれば人を堕落へと追い込む魔の領域「KOTATSU」に脅かされる日々を送っているのではないでしょうか
『ニュース番組か何かの導入か!?
ってか魔の領域「KOTATSU」ってなんだ!!』
そんな!まさか赤文字さんは「KOTATSU」を知らないと言うんですか!?
冬の季節になるとどの家庭にも現れ、心の奥底にある堕落という欲望を引き出し入った者全てをその果へと突き落とす別名「ダメ人間製造機」「ダラックホール」とも呼ばれるあの「KOTATSU」を!!!?
『たかが炬燵を大げさに言いすぎだろう』
はあ、コレだから素人は…
「KOTATSU」に入ったら温かいでしょう?外に出たら寒いでしょう?つまりはそういうことです
『そんな「ね、分かるでしょ?」みたいな感じに言われても分かるか!!』
これで分からないなんて枯れた枝なんじゃないですか?
『人間扱いされなくなるレベルだと』
こんな欲望も枯れきって体中の水分カラッカラな乾燥貧弱枯れ枝は置いといて今週の言葉に行っちゃいましょうか
今週はこちらです!!
はい、と言うことで今週は「ワンピース」よりシャンクスの言葉です!!
以前ワンピースの言葉をご紹介した時と同様に今回も頂上戦争編に出てくる言葉となります!
アニメの放送も1000話を越え、その人気は留まることを知らないように突き進むこの作品ですが、来年にはなんと映画も公開される予定となっています
その内容はまだ詳しく出ていませんがタイトル的にシャンクスがメインの物語となることが大きく期待されます!!
発表直後には多くのワンピースファンが歓喜に包まれたことでしょう…
私もその一人です
『嬉しすぎて言葉も出てなかったもんな』
今まで物語の根幹部分に関わっているような意味深な描写がされていた一方で、その詳しい情報や過去のことはいまいち明かされてこなかったイケオジのことが知れるんですよ!!?
そんなの喜び以外の何の感情を抱けと言うんですか!
『お、おう
嬉しいのは分かったからちょっと落ち着け、な?(引き気味)』
喜びの感情が全身を踊り狂う
「どちらの立場も知っているからこそ見える」
勝利と敗北とは言わば陰と陽、表と裏、前と後ろです
2つとも真逆の性質を持ちながらもその関係性は切り離せるものではなくどこまでも一緒にあるもの
それが勝利
それが敗北
単純なものもあれば陰謀めいたものが渦巻き複雑怪奇になる時もある
勝利を求めるのは何が為か
そもそも勝負を始めたのは何が為だったか
家族のため?友人のため?
はたまた夢や希望のためだったであろうか
どれも否!それを始めたのは自身のエゴであり自身のプライドのためである!!
闘争の果に何があるのか
競争し求め続けた末に待つものとは何なのか、そもそも待つものがあるのか
それは誰にもわからない
全ての決着がついた時、結果という形で知ることになるだろう
さあ人よ、戦え
勝利する者がいれば敗北する者もいるであろう
歓喜する者がいれば悲嘆に暮れる者もいるだろう
しかしてそれは当然の摂理でありこの宇宙の真理であるのだ
『皆の心の声を代弁して言おう、お前は何を言ってるんだ』
フッ、インテリジェンスが足りていませんね赤文字さん
これは即ちフィロソフィーであり宇宙を俯瞰するという事
つまり、、、そういうことです
『何も思い付いてねえじゃねえか!!訳が分からないものを「ご想像におまかせします」みたいな形で投げてくんな!』
まあまあ、そう興奮せずもっと理知的にロジカルな話し合いをしようじゃありませんか
『あ、コイツさっきのテンション引き継いだ状態で暴走していやがるな』
勝利し続けるのは快感でしょう
陽に属しているのは暖かいでしょう
表にいれば安心でしょう
前にいるのは優越感に浸れるでしょう
しかしそれでは、そうしているだけでは味わえず、触れられず、知ることも見ることも認めることも出来ない事があります
敗北を、陰を、裏を、後ろを知るのです
その逆も言えるわけですが
両側の良い面と悪い面を体感し、痛感することで人は大きく成長出来るのです
『ここだけ真面目に話していてもさっきまでの暴走モードはチャラにならねーからな』
チィィ!!
「逃げても泣いてもいい」
さっきはちょっと暴走してしまいましたがここからは素面で行きますよ―!
『(ちょっと…?)』
なにか?ニコッ
『いえ、何も』
余計なことは考えないようにね?
敗北を味わうことは少なからず苦しむということ
ずっと勝ち続けていた時や、ここぞという大舞台で敗北してしまった時なんかに来る絶望感や苦しみはとても大きなものでしょう
そんな時は逃げてもいいのです
泣いたっていいのです
絶望感を振り払うように逃げ回ればいい
苦しみを洗い流すように泣けばいい
それは乗り越えるための過程です
それも成長につながる道なのです
敗北を知ったからこそ勝利がより大切に思える
その敗北を教訓に同じ轍をふまないように意識することが出来る
勝利と敗北を知り
頂点と底辺を味わい
喜びも苦しみも痛感する
その得られた感情の数々が人を動かす大きなエネルギーとなり成長へと促していくのです