長女の現在 | シングルマザーくまっちの備忘録

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日々のこと、ときどき思い出。
気ままに備忘録です。

時には誰かの参考に、時にはきっかけに、また時には元気を分けられる、そんな日記を目指したいと思います

長女は

あまり自分のことを話さない


話せないような

口やかましい母親だったのだろうけれど。


昨年秋より

「仕事」と言って忙しくしていたけど

何をしているかは話してくれなかった


次女から

「カフェを立ち上げるらしい」

と聞いていた

雇われ店長らしかった



そして冬になり

カフェがオープンした


特に説明はなかったけれど

長女は私に

「カフェしてる」と言ったりとか

場所を教えてくれたりとかし始めた


けれど私は

オープン前の、ある時期に

カフェを立ち上げる経営者が誰なのか

薄々気づいていた


長女が昨年春に

同棲を解消したDV彼氏。


その元カレが関わっていることに

気づいていた


だから、頑張っている長女を

応援したくても

どうしてもできなかった


どうしてまたその元カレと

関わるのだろう、、、と

納得できなかった



そして

カフェがオープンして約1ヶ月


元カレの経営者と揉め

暴力を振るわれて警察にかけこみ

仕事を辞めて帰ってきた


揉めた原因は

復縁を迫られて拒否したから

のようだった


給料日直前に揉めたので

一ヶ月分の給料は支払われないままだ


労基に相談に行き

支払い義務を通告されているDV元カレだが、

支払う気はなさそうだ


長女のことを

「仕事を放棄した」

と言っているだけだから


経営者の元カレは

仕事を放棄されて迷惑を被っているので

支払う必要はない

と、被害者意識なんだろうと私は思っている


自分に給料を支払う義務があることは

自覚できないようで

認知の歪みがあると感じる



「頑張った分は

ちゃんと支払ってもらいたい」

と強く希望する長女。



今まで、仕事に対して

ここまで夢中になり頑張ったことは

なかった


私もそれは

側で見ていてわかっている


だから

志半ばでできなくなった悔しさもわかるし

無念だろうと思う

実際、悔しくて落ち込んだり

涙を流したりしていた


長女に初めて芽生えた感情ではないか

と思う

そのくらい長女は

「必死で頑張ること」が今までなかった



正当な報酬を手に入れたい気持ちも

もちろんわかるが



相手はあのDV元カレであり

別れる際に警察にもお世話になり

私も間に入りしんどい思いをし

弁護士さんにまで相談に行った、あの元カレ

なのだから



「また関わった長女が自業自得だよ」



私は心の中で思ってしまっていて

同情できない



長女が頑張れることをやっと見つけて

本当によく頑張っていたのに

その頑張りをこのような形で終わらせるのは

私も悔しい気持ちがあるけれど



そもそも、、、、なのよ。


根本を間違えていたら

どんなに頑張っても報われない

報われるはずがない



「ちゃんと払ってもらうまで

裁判する」


という長女に向かい



「そうよねぇ。

理不尽にお金を盗られたりしたら

納得いかないし、いつまでも考えるよねー。

ほんと

世の中には理不尽なことがたくさんあるよ」






私はつい



長女が家のお金をたびたび盗んでいたことを

思い出しながら呟いていた



それに気づいたか気づいてないか

わからないけれど



「あきらめようかな」と

力なく呟き

自分の部屋に入っていった長女




私はついつい言い過ぎる



心に寄り添って、味方になり

「長女自身が気づく」まで待つのが

いちばん長女のために良いと思う



けれど私は言い過ぎる



ここをグッと我慢して

話を聴くのがこれからの課題



けれど

話しするのも顔を合わせるのも嫌だった

数ヶ月前に比べると


今の私は成長している

そこは自分で認めてあげなければ。



だから、あと少し。



「自分で気づく」を待てるよう

私は気をつけて子どもの話を聴こう




気づいたら成長できるし

次に向かって進むことができる