副業といえども、“業”と付くからには立派な事業であることは、言うまでもありません。

 今回は、「副業=自分ビジネス」を立ち上げる際に必要な「事業選択・人脈構築・顧客獲得」の3つについて、少し考えてみたいと思います。

 

 まずは“事業選択”についてですが、副業に限らず、個人で事業を始める場合、大きく2つの方法があります。

 

1、自分の技術を売る

2、セールスを身につけ、他人の商品を売る

 

 副業で「何を始めたらいいのか?」と悩んでいる人の多くは、特別な技術を持っていないのだと思います。しかし、仮に何か技術を持っていたとしても、たいていはその技術を買ってくれる人(顧客)を見つけることができずに行き詰まります。

 つまり事業を始めるには、基本的には「セールス=顧客を見つける力」が不可欠だということです。

 

 実のところ、副業を始める際に特別な能力は必要ありません。自分の商品がない場合は、他人の商品を売ればいいだけですから。

「何もない人は、副業でセールスを始める」というのが、私のお勧めです。

 

 “人脈”については、誰しも「良い人脈が欲しい」と考えているのではないかと思います。

 人脈作りのポイントとは、「ビジネスを通じた出会いである以上、ビジネスで相手の役に立つことが大事」という点です。それを心がけていれば、次につながる可能性が生まれます。要は、友達のようになる必要はない、ということです。

 ビジネスとは、お互いの得意分野を掛け合わせることであり、「需要が存在している限り、それに応えることでビジネスは成立する」のです。

 

 3つ目は“顧客”です。事業を推進する際、なくてはならない存在です。どんなに良い商品をつくったところで、買ってくれる人がいなければ意味がありません。

 では、その顧客はどのようにして探せばいいのでしょうか。

 

 これは、私の知り合いの例ですが、航空機のリース契約を販売している人が、セールスをするにあたって、不動産登記を調べて顧客リストを作り、多くの新規客を獲得した、という事例があります。

 航空機のリース契約とは、投資の一種で、所有する際には登記が必要です。そこから、知り合いは「不動産投資のような大きな投資をしている人なら、航空機への投資も興味を示すかもしれない」と考え、不動産の登記簿から顧客リストを作った、というわけです。

 

 商品・サービスを必要としている人を見つけ、ベストな商品を提示し、相手に喜ばれることが、セールスの醍醐味です。

 もちろん、初心者がいきなり飛び込み営業などできませんが、最初は誰でも初心者です。副業を始めたい人は、ぜひセールスから始めることも検討してみてはいかがでしょうか。

 

 もし、「今からでも副業を始めたい」という方は、下記のセミナーがお役に立つかもしれません。

 

【実例解説】未来形「副業」を手に入れ、新たな収入源を創る

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 よろしければ、ぜひ参加をご検討いただければと思います。

 

俣野成敏


 

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