こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。
インフレにも耐えられる資産で、手頃なものとしては、どのようなものが考えられるのでしょうか。
実物資産と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるものに金が挙げられます。金は、コロナ禍で上昇した資産の1つであり、手軽に購入できるのも確かです。
ただし、金投資には注意点があります。
現在、金は現物取引よりも、ETF(上場投資信託)商品としての取引量のほうがはるかに大きくなっています。そのため、金の価格もETFの値動きに近く、必ずしも現物資産としての動きをしていないのです。
これは株式なども同様です。株式は本来、インフレに比較的強い資産と言われています。インフレになると、収益が上がる企業が増加する傾向にあるためです。
しかし今の株式は、企業としての活動の結果が株価に反映されるというよりも、市場の値動きに連動する指数(インデックス)的な動きをする銘柄が多くなっています。
要は、単純に「実物資産を購入すれば、インフレ対策になる」とは言えなくなってきているのです。
インフレにも負けない実物資産の条件として、まずは、ある程度の市場規模があることです。万一、売りたい時に売れないようでは、やはり資産形成の対象にはしづらいでしょう。
また、投資対象は長い間続いてきたもののほうが望ましいでしょう。日本であまり取引されていなくても、海外に市場があれば、取引が可能になります。
先述の通り、金融商品化されにくいものを選ぶのも、実物資産投資のポイントの1つです。期待される実物資産としての値動きをしなくなってしまったら、実物資産を購入するそもそものメリットが減ってしまうことになりかねない、ということです。
これらの条件に当てはまる実物資産としては、たとえば飛行機やクルーザーなどが挙げられます。他に、もっと手頃なものとしてワイン投資があります。
もともとヨーロッパでは、ワインは日常的な飲み物として親しまれています。価格も、安いものから高いものまであり、特別感はありません。
ヨーロッパのワインといえば、フランスが有名ですが、イギリスでは、100年以上前からボンドというワイン流通システムが整備されてきました。
一般の方でも、ボンドシステムに登録することで、数万円からワイン投資に参加できると言うのです。
今回、イギリス現地でワイン投資を手がける金融の専門家が、日本でセミナーを開催します。講師は、多くの富裕層を顧客に持つ日本人ですから、ご安心いただければと思います。
【投資実例セミナー】超インフレ時代に突入 インフレ時の資産防衛策の現状と近未来
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これからやってくる大インフレ時代に備えて、私たちは、自分の身は自分で守らなくてはいけません。そのためのヒントを、海外在住の専門家から聞くことができるまたとない機会です。
ぜひ、あなたもこのチャンスを掴みにきてください。
ありがとうございました。
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