こんにちは。俣野成敏（またのなるとし）です。
現在、インターネットによる革命が進行中だと言われています。いわゆるWeb3.0です。まだ定義は定まっていませんが、ひとまず
「Web上で実現される、暗号技術（ブロックチェーン）と契約自動化システム（スマートコントラクト）によるトラストレス（信頼不要）な世界」
…と捉えておけばいいのではないかと思います。
これまで仮想空間であるWeb上では、信頼性を確立することがかなり難しいとされてきました。しかしこの状況も、今は変わりつつあります。
革新的な暗号技術によるセキュリティの向上と、取り決め通りに稼働する契約システムの導入によって、今後は見ず知らずの相手同士でも取引できる可能性が高まっているのです。
Web3.0は、組織のあり方をも変えようとしています。ネット上では、これまでのような中央管理体制のピラミッド型組織ではなく、個人がネットワークを通じてフラットにつながる分散型自立組織が誕生しています。
この組織を、DAO（ダオ）（分散型自立組織：Decentralized Autonomous Organization）と言います。
DAOによって、ようやくWeb上でも安心してビジネスが行える環境が整ってきました。これは、個人事業主にとっては朗報です。
今まで、小さ過ぎて取引の相手と見なされなかった私たち個人にも、ビジネスができるフィールドが生まれたということなのですから。
事例として、私のビジネスパートナーが中心となって活動している、あるDAOの取り組みをご紹介しましょう。そのDAOには、半年余りで約70名のメンバーが集まりました。大半が、副業目的で参加しているサラリーマンです。
このDAOの設立目的は、「自立したビジネスパーソンの育成」。チーム内では、ビジネスに不慣れな方のために、定期的に勉強会なども開催していると聞きます。
通常、会社では、取扱商品は会社が一方的に決めますが、DAOではメンバーの投票によって取扱商品が決められます。また、メンバーは自ら商品を提案することも可能で、参加者の51％以上の承認が得られれば、チーム内の公認商品として認定されます。
その上で、実際にどの商品を扱うかは、本人の采配に任されているのですから、DAOが会社に比べてかなり自由度が高いのは確かでしょう。
すでに終身雇用制は崩壊し、副業が当たり前の時代に突入しています。一方で、AI等の技術発展に伴い、およそ50%の職業がなくなってしまうとも言われています。
以後は、未来を見据えた賢い働き方を選択できる人が、新しい時代になっても活躍できる人材になるのではないでしょうか。
もし、この文章をお読みの方で、「DAOについて、より詳しい内容を知りたい」という方がいらっしゃいましたら、下記のセミナーがお役に立つかもしれません。
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このセミナーは、未来系副業の在り方について学ぶまたとない機会になると確信しています。ご興味のある方は、ぜひ参加をご検討いただければと思います。
ありがとうございました。
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