こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。
不動産投資は、「資産家が最後にたどり着く道」とも言われ、古来より行われてきた投資手法の1つです。昨今、不動産の有用性が改めて注目されている一方、安易に手を出したがために、痛い思いをしている人が後を絶たないのも事実です。
不動産投資には、キャピタルゲインを得ること以外にも、資産保全の意味合いや、場所を選んで賃貸付けをすることでインカムゲインを得られる等、多くのメリットがあります。
しかし、これらを享受するには、それなりの手間暇をかけることが前提になってきます。単なる投資ではなく、事業家としてのセンスも求められるのが、不動産投資なのです。
もちろん、不動産に関する管理やメンテナンスなどは、委託することが可能です。とはいえ、「委託先をどこにするのか?」や「どこからどこまでを依頼するのか?」「突発事項に対して、どう対処するのか?」といったことは、オーナーが自ら判断しなければなりません。
物件に他人を住まわせる以上、現場ではさまざまなことが発生します。そうしたことに1つ1つ対処してこそ、物件の価値を維持できます。
それでは、1つ事例をお話ししましょう。ある地方で起きた、夜逃げマンションの実例です。
“夜逃げマンション”と異名を取っていたその物件は、30部屋ほどあるRCマンションで、場所も最寄り駅からほど遠くない場所にありました。
ところが、7部屋ほど夜逃げが相次いでおり、空室率も上がる一方だったのです。
事の発端は、親から物件を相続した2代目オーナーが、管理会社に支払う管理費を惜しんで自主管理に切り替えたことでした。
行き届かない管理は、物件の魅力低下につながり、空室となって跳ね返ってきます。人が入らなければ家賃も入ってこないことから、入居審査が甘くなり、他では審査に通らないような人が集まってくるようになったのです。
これが、夜逃げが相次いだ理由です。「家賃が入ってくればいい」と、入居者のエントリーチェックを怠ってしまうと、結局は収益として成り立たなくなってしまうのです。
不動産物件は、管理が命とも言われています。ここをきちんとしているかどうかで、物件の劣化スピードも変わります。
しかし「誰しも最初は初心者」というのも、また事実です。怪しい業者に引っかかることなく、物件の価値を維持しながら、不動産で利益を上げるには、一体どうしたらいいのでしょうか。
そこでこの度、新しいセミナーを企画しました。
「だまし」の多い不動産取引で失敗しないためには、プロからの助言が不可欠です。本セミナーでは、実例を挙げながら、初心者でも安心して不動産投資を行える方法についてお話しします。
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ありがとうございました。
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