こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 物価上昇(インフレ)が止まりません。

 

 各国は、インフレを抑えようと競うようにして利上げを表明。中でも、8%を超える激しいインフレに見舞われているアメリカは、通常の3倍の数値となる0.75%の利上げを決めるなど、強硬策に転じています。

 

アメリカFRB 0.75%の利上げを決定

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1500D015062022000000/

 

 利上げを行うと、マネーは高い金利に引き寄せられます。市場では低金利の通貨を売って、金利の高い通貨を買うことで利ざやを得ようとする動きが強まります。

 現在、日本が急激な円安に見舞われているのは、投機筋が資金調達のために日本円を売っていることが一因です。これまで利上げを表明していなかったスイスフランも、ついに利上げを表明したことから、今後、更なる円安が進むものと見られています。

 

 実は、インフレには良いインフレと悪いインフレの2つがあるのをご存じでしょうか。それが、「デマンドプル型」と「コストプッシュ型」の2つです。

 

 デマンドプル型(良いインフレ)とは、需要の拡大によって起きるインフレのこと。もともと日本が目指していたのは、こちらでした。

 対するコストプッシュ型(悪いインフレ)とは、モノ不足によってインフレに陥る状態のことを言います。日銀総裁の黒田東彦氏は、会見で「現在の物価上昇は国際的な資源価格上昇によるものだ」(日経新聞Web版、2022年6月17日)として、今後の動向を注視していくと述べています。

 

 結局のところ、世界的にインフレが起きている一番の要因は、金融緩和によって大量の通貨を市場に供給したことにあります。通貨の供給量は、リーマンショック以降、先進国を中心に増加の一途をたどりました。

 

 もし、現在のインフレが、10年以上にわたって行われてきた金融緩和政策の結果なのだとしたら、簡単には収まらないことを意味します。

 私たちはこの状況に対して、一体どのような対策を講じればいいのでしょうか。

 

 円安に関しては、「外貨を購入してリスクヘッジを行う」という方法が考えられます。日本円が値下がりするということは、代わりの通貨(米ドルなど)が値上がりしているということですから、「要は両方持っていれば良い」ということは、ご理解いただけるのではないかと思います。

 

 しかし、外貨を購入するだけでは、インフレ対策にはなりません。インフレに対しては、物価上昇に負けないだけの資産を築く必要があるのです。

 

 今回、この難題に真正面から応えるためのセミナーを企画しました。

 

【実例紹介】

あなたの資産をインフレから守る「海外投資家だけが知る資産運用」

https://www.matano.asia/event/shisan202206/

 

※セミナー申し込み時に、「ご紹介者様」欄に「俣野成敏」と記載いただくことで、会員価格が適用(半額)されます。申し込み時に記入がありませんと、一般価格となりますのでご注意ください。


 

 講師を務める織田耕平氏は、イギリス在住の日本人です。自身のビジネスの合間に、多くの富裕層から「プライベートバンカーに」と請われるほどの金融通です。

 今回、特別にロンドンから一時帰国し、リアルセミナーを開催いただきます。もし、ご興味のある方は、この機会に一流の専門家の話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

 

 私も、今回は本セミナーの企画段階から関わり、協議を行いながら開催に漕ぎ着けました。

 海外の生の情報に触れることができる貴重な機会となっておりますので、ぜひ参加をご検討いただければと思います。


 

 ありがとうございました。