こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 もし、副業などを希望している方で、「自分でビジネスを始めよう」と思った際に、最初に考えるのが“ビジネスの選定”です。「何をするか?」は、事業の成否に関わる大変重要な問いになります。

 ここでは最低限、抑えておきたい3つのポイントを挙げたいと思います。

 

《新規ビジネスを選定する際に、最低限抑えておきたい3つのポイント》

 

1、需要と供給のバランスはどうか?

(市場規模はどれくらいか/競合が多いか)

 

「競合が多いかどうか?」というのは、重要な指標の1つです。一般的には、参入者が少ないほど、ライバルが少ないということになります。

 

2、伸び代があるビジネスかどうか?

 

 通常、商品・サービスには「導入期→成長期→成熟期→衰退期」という4つのサイクルがあり、ほとんどのビジネスには寿命があります。

 よって、一般的には参入時期が早いほうが、それだけビジネスの寿命が長くなり、儲けも多くなる可能性が高くなります。

 

 世間では、まだ参入者が少ない市場をブルーオーシャン、競争過多の市場をレッドオーシャンと呼んだりします。

 

3、独自性があるか?

 

 ビジネスとして手っ取り早いのは、今売れているもののマネをする(いわゆるパクる)ことです。けれど、それだけでは業界の1番になることは難しいのが実情です。

 

 通常、独自性を持つビジネスであれば差別化しやすいというのは、誰しも思うところでしょう。しかし、逆に独自性がありすぎると、世間に受け入れられない可能性もあります。

 

 ですから、ブルーオーシャンが必ずしも良いとは限りません。個人的には、「レッドオーシャンの中で手付かずになっている分野=ブルーアイランド」を探すのが、ビジネスのコツだと考えています。

 

 ブルーアイランドの事例としては、私もフランチャイズ(加盟店)オーナーとして参入している、ストレッチ専門店のDr.ストレッチが挙げられます。

 

 私が参入した10年ほど前の段階で、すでに価格破壊が始まりかけていたマッサージ業界(レッドオーシャン)の中にあって、スポーツ選手向けのプロの施術を一般人向けに始めた(ブルーアイランド)のが、Dr.ストレッチだったのです。

 

 ビジネスを始める際に、大事なのは「サービスとして継続していける事業なのかどうか?」ということと、「そこに真の需要があるかどうか?」です。

 

 素人が、いきなりこうしたビジネスを探し当てるのは難しいと思います。

 ですから、最初の一歩として、毎年開催されているフランチャイズショーを見に行くことから始めてみてはいかがでしょうか(現在は、オンラインでも開催されています)。

 

 これはぜひ、副業希望者に限らず、すべてのビジネスパーソンに実践していただきたい勉強法です。行くのは1度きりではなく、できれば毎年見に行くのがいいと思います。

 継続して参加することで、ビジネス業界の方向性が見えてきますから。


 

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 ありがとうございました。