こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 テレワークの普及などによって、「空いた時間で副業でも始めたい」と考えている人も多いことと思います。しかし、どの副業を始めればいいのか?と、悩んでいる人は少なくありません。

 一般に、思いつく副業といえば、

 

・個人宅配などのギグワーク

・株やFX投資など

・アルバイトの掛け持ち

・「これさえやれば副収入○万円」などの情報商材系

・転売ヤー、ヤフオクなどへの出品

・本業のスキルを応用した仕事

 などになるでしょう。

 

 この中でいうと、おそらく「本業のスキルを応用した仕事」を目指している人が多いのではないかと思います。ただし、これを始める際は、本業の情報漏洩などに気をつけなくてはなりません。

 

 それでは、「自分には特別なスキルがない」という人が副業したい場合は、どうしたらいいのでしょうか。

 そういう人は、セールスから副業を始めることをオススメします。

 

 セールスと聞くと、「好きでもない商品を他人に売りつける仕事」「他人から嫌がられる仕事」といったイメージをお持ちの方も多いと思います。

 

 私が、副業としてセールスをオススメする主な理由は4つあります。それは、

 

1、競争相手が少ない

2、片手間でできる(本業に支障をきたさない範囲内で、十分効果が出る)

3、元手がかからない

4、セールス需要の増加

 の4つです。

 

 1の「競争相手が少ない」については、セールスをしたい人が、もともと少ないことが挙げられます。その上、セールスが得意な人となると、さらに数が少なくなります。

 営業職に就いているサラリーマンは多くても、自分が良いと思うモノだけを取り扱っている個人事業主は、限られているのが実情です。

 

 セールスの市場では、商品を売って欲しい人のほうが、商品を売りたい人よりも多いため、優秀なセールスマンは引く手数多になります。

 仕事の依頼者と、仕事を受ける側の、需要と供給が逆転していますから、「どの商品を売るか?」「どの相手と組むか?」というのは、セールスをする側に選ぶ権利があります。選べるか否かで、天と地ほどの違いがあるのです。

 

 続いて、2の「片手間でできる」についてですが、セールスは、始めるにあたって特別なスキルを必要としないため、習得する手間がかかりません。

 世の中には、「資格取得をして、それを副業にしよう」と考える人が多いのですが、セールスであれば、そのようなことをする必要はない、ということです。

 

 セールスを始める際のポイントは、「いかにセールスを、今の生活に溶け込ませるか?」ということです。つまりセールスは、日常生活の延長線上でできる、ということです。

 

 3の「元手がかからない」というのは、セールスは設備等を必要とせず、身ひとつでできる、という点が挙げられます。資金が限られている個人で、元手がかからないのは、大事なポイントです。

 

 4の「セールス需要の増加」に関しては、世の中の副業解禁の流れと大きく関係しています。副業が解禁されることで、今後は、個人事業主やフリーランス人材の増加が見込まれます。

 

 おそらく個人で始めるビジネスの多くが、自分のスキルを売ったり、自分でつくった商品を販売したり、といったことになるでしょう。そうなると、必ずユーザーとの間に「売る」という工程が入ります。

 

 どんなに高いスキルを持っていたり、素晴らしい商品を開発したりしても、買ってくれる人がいなければ話になりません。

 個人でビジネスを始める場合、「商品・サービスを売る術がない、顧客がいない」という障壁があります。それを解消する担い手として期待されているのが、セールスなのです。


 

★副業の始め方や考え方などをもっと知りたい方はこちら↓

『サラリーマンを「副業」にしよう 「給料袋」もう1つ増やす方法、教えます』

 

 

 

 

 ありがとうございました。