こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 最近、ことあるごとに取り上げられる副業。実際、どれくらいの人が、すでに始めているのでしょうか?

 2020年8月に行った厚生労働省の調査によると、現在、副業をしているのは、働いている人全体のおよそ9.7%でした(厚生労働省「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」)。

 まだまだ、「世の中に副業が浸透した」とは言えない状態です。

 

 もし「自分も副業を始めたいけれど、なかなか一歩を踏み出せない」と感じた時は、どうしたらいいのでしょうか。

 気後れする気持ちを奮い立たせて行動するには、「どうしてもこれを成し遂げたいという想いがあるかどうか?」が大切です。

 

 こういうと、なんだか精神論めいているように聞こえるかもしれませんが、気合だけでは、行動し続けることはできません。

 しかし、頭の中で「これを続ければ目的を達成できる」という理由付けができていれば、それが行動の原動力になります。行動が習慣化すれば、やるのが当たり前になります。

 

 人が、今までやっていなかったことを始めて、それを自分の中に浸透させるまでには馬力が必要です。その馬力となるのが“想い”なのです。

 

 では、どうすればその想いを持つことができるのか?というと、「自分の欲と恐怖を書き出すこと」です。それには、3つの理由があります。

 

1、動機付けは欲と恐怖しかない。

 結局のところ、人が動く理由は、「欲に近づきたい」か「恐怖から逃れたい」かの、どちらかです。過去のご自身の行動を振り返ってみると、わかると思います。

 

2、「欲と恐怖を知る」ことは、「自分と向き合う」ことに他ならない。

 自分の欲と恐怖に向き合うのは、必然的に自分の内面と向き合うことになります。そうなれば、自分が本当に求めているものが見えてくるでしょう。

 

3、自分を客観的に見られるようになる。

 自分自身と対話をすることで、自分を客観視できるようになります。それができれば、他人の立場でものごとを考えることもできるようになります。

 

 私は現在、自分のビジネスの合間に副業オンラインアカデミーを開講しています。当講座を受講いただいている方には、必ずこの欲と恐怖を書き出すワークをしていただいています。

 

 たとえば、当講座の受講生である医師のYさんにも、最初にこのワークをやっていただきました。

 実は、当講座を始めた当初のYさんは、副業に後ろ向きだったそうです。

「新しいことを始めるのが怖かった」というYさん。しかし、ワークをやった結果、「副業を始めないと、自分の望みが叶えられない」ことを自覚するようになりました。

 最初は、恐る恐る行動していたYさんですが、行動が結果に結びつくようになると面白くなり、今では年間100万円以上の副収入を得ています。

 

「行動の動機付け」「自分と向き合う」「自分を客観視する」というこの3つは、どれも「副業=自分のビジネス」を始める際に欠かすことができないものです。

 もし、これをお読みの方の中で、「副業を始めたい」「でも、なかなか行動に結びつかない」とお悩みの方がいれば、ぜひ欲と恐怖のワークをやってみることをオススメします。

 

 ワークのやり方は簡単で、別々の紙に「欲」と「恐怖」を書き出すだけ。「こうしたい」といったことや、「こうなったらイヤだ」といったことを書き出してみてください。

 書き出す際は、なるべく詳細に書くことを意識すること。出し切る感覚で絞り出すイメージです。似たような内容の項目は、後で消去すればOKです。

 

 ワークを行うことで、見えてくるものが必ずあるのではないかと思います。


 

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 ありがとうございました。