お早うございます。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

 外出規制や自粛を勧告されることの多かった2020年は、真の意味での「YouTube元年になった」といっても過言ではないかもしれません。

 

 弊社の深井裕樹が、副業でストレッチYouTube番組「ズボラストレッチ」を始めたのは、ちょうど1年ほど前のこと。

 それまで年収400万円のダメサラリーマンだった深井が、今では広告収入だけで1桁違う金額を得ています。

 

 ここのところ、非常に注目度が高くなっているYouTube。

 そのため、最近はYouTubeを撮るために専任のカメラマンを雇ったり、高価な器具を買いそろえたりする人も多い、と聞きます。

 一方、深井はというと、自分1人で「スマホ撮り→アップ」を繰り返すことで、ある程度まで数字を伸ばしてきました。

 

 これが、副業としてYouTubeを始めやすい理由の1つになっています。お金をかけなくても、アイデア次第でいくらでも数字を伸ばせるのが、YouTubeの魅力です。

 

 実は「2020年にYouTubeの登録者数を伸ばしたランキング」で、深井の「ズボラストレッチ」が10位にランクインしました。

 

2020年にYouTubeで登録者数を伸ばしたランキング(芸能人等を除く)

https://www.dropbox.com/s/ybolcjjdlm34k02/

(AMP News、2020年12月8日より一部抜粋)

 

 これは、とても1年前には予測できなかったことです。

 

 通常、トレーナー業をしている人は、視聴者から「この人みたいになりたい」と思ってもらうために、日々欠かさずトレーニングをしているような強者ぞろいです。

 ところが、自ら「甘いものが大好き」「運動が嫌い」「カラダがめちゃ硬い」という“ズボラなトレーナー”を自認しているのが深井です。

 これが、他者との大きな差別化要因になっているわけです。

 

 現在のYouTubeは、世界で毎月20億人以上のユーザーがログインし、1日あたりの動画視聴時間は10億時間を超え、視聴回数も数十億回に上るといいます。

 

 これだけ大きな市場ですから、視聴者のニーズも多岐に渡っています。多様なニーズを持つ視聴者を、ひとまとめにターゲットにすることなどできません。

 ですから、大事なのは「誰が自分のお客さんなのか?」ということです。

 

 実のところ、深井も最初は“筋トレ好きのトレーナー”を演じていました。しかし、早々に「このまま背伸びをした状態は、いつまでも続けられない」ということに気づきました。

 他人になろうとするのをやめて、ありのままの自分であることに勝負を賭けたことが、実を結んだのです。

 

 通常、自分をブランディングする方法とは、大きく分けて2つあります。それは、

 

1、強者のマネをすること

2、強者が相手にしていない分野でブランディングすること

 の2つです。

 

 強者のマネをするというのは、強者と同じ路線で勝負をする、ということです。

 しかしこの場合は、どうしても二番煎じになりがちですので、1番で差別化するのは、難しいのが実情です。

 もし、副業でYouTubeを始めることをお考えの方がいるのであれば、オススメは2番です。市場が大きくなれば、それだけ隙間が生まれやすくなります。そこを狙うのです。

 

 副業YouTuberから始めて、たった1年で登録者数を50万人以上増やした深井の事例は、多くのサラリーマンの方にとっても、示唆に富んでいるのではないかと思い、今回、ご紹介させていただいた次第です。


 

※こちらは、まぐまぐメルマガスタンドで連載中の有料メルマガ『俣野成敏の「サラリーマンを『副業』にしよう」実践編』の一部を抜粋したものです。

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★『俣野成敏の「サラリーマンを『副業』にしよう」実践編』

https://www.mag2.com/m/0001673621


 

 ありがとうございました。