こんにちは。俣野成敏（またのなるとし）です。
これまで、遅々として進んでいなかった働き方改革ですが、新型肺炎の流行をキッカケに、半ば強制的にテレワークせざるを得ない状況に追い込まれています。そのため、テレワークに関するビジネスが盛り上がりを見せ、ビデオ会議のZOOMなどが大躍進することとなりました。
新型コロナが、デジタルトランスフォーメーションを後押しする
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO57255580W0A320C2H56A00/
このように、ビジネス的な面に関していうと、必ずしも暗いニュースばかりとは限りません。とはいえ、それは社会全体の動きであって、私たち個人のレベルでいうと、やはり状況はなかなか厳しいのが現実ではないかと思います。
事例をお話ししましょう。私のセミナー受講生の中に、大手の運送会社で働いている人がいます。その方は、関東の荷物集積所の現場監督をしています。話によると、最近は新型肺炎の影響で、荷物が繁忙期並みに多くなっているということです。人々が、外出を控える代わりに、ネット通販などで生活必需品を購入しているからでしょう。
もう1つ、今までとは違う点があって、それは“人”です。外国人の入国制限などに伴い、留学生の多くが帰国してしまったため、物流の現場では、足りなくなった人手を派遣社員等で埋めているそうです。
その派遣でやってくる人の中には、主婦、高齢者に混じって、明らかにサラリーマン風の人もきているとか。時々、物流の仕事とはどんなものかがわからず、スーツ姿で現場にやってくる人もいるのだそうです。
企業の業績が、軒並み悪化している中にあって、突然の内定取り消しなども増えています。先の現場に不釣り合いなスーツ姿で現れたサラリーマンのように、自宅待機などを言い渡され、やむなく別の仕事をしなければいけないような憂き目に遭わないとも限りません。
このような不安定な時代を生きていくためには、複数の収入源を持つことが、心理的にも、金銭的にも、安定させる1つの方法だと言えるでしょう。
こういう世の中ですから、副業をするにしても、極力、自分が今、持っているモノにフォーカスをし、それを活かした副業を始めることをオススメするものです。
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ありがとうございました。