こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

本日は、以前、私のコミュニティで挙がっていた質問を、あなたと共有したいと思います。以下がその質問です。

 

「目標設定について。社会人になって数年経ち、仕事に慣れたのは嬉しいのですが、何となく先が見えてしまったような気もします。もっと新しい自分になりたい場合は、どのようなことを目標にすればいいでしょうか?」

 

通常、目標設定をする際には、最初に目標を掲げて、時間から逆算して目標を細分化していくのが一般的でしょう。ですが、この方のように「新しい自分になりたい」というのは、おそらくもっと高みを目指したい、ということなのだと思います。

 

新しい自分とは、いわば「自分の頭では想像できないような自分になりたい」ということです。ですから、これまでと同じ方法では到達できない領域に行きたい、という意味になります。この場合、方法の1つとして「今の自分には想像できない自分を想像してみる」ことをオススメいたします。

 

このように言うと、「想像できない自分を想像するなんて、どうやればいいのでしょうか?」と思われる方もいるでしょう。かく言う私も、今の自分がやっていることを、サラリーマン時代に想像できていたのかというと、できていませんでした。

 

今日、自分がこうして独立して、他人にアドバイスすることを仕事にするとか、ビジネス書を出版することになるなどとは、夢にも思っていませんでした。しかし現に今、それを実現しているわけですから、「想像できない自分になることは可能だ」ということです。

 

それでは、私がどうやってそれを実現したのか?ですが、実際、かなりアクションを取りました。当時、私はサラリーマンではあっても、すでにほぼ自由を勝ち取っていましたので、特に不満はありませんでした。ただ、周りは独立した経営者が多く、「独立するのが当たり前」という雰囲気がありました。

 

私がビジネス書作家になったのは、先にビジネス書作家になった知人から勧められたことがきっかけでした。ここでも、すでに出版した人たちと一緒にいると、「何で本を出さないの?」と盛んに聞かれます。

 

「何でと言われると、はて何でならないのだろう?」と改めて考えてみると、特別な理由もありません。実は意外に、自分で勝手に「自分にはムリだ」と決めつけているだけのことが多いのです。ある意味、私は想像できない自分を想像できるマインドを持っていたから、独立起業を実現できたのだと思います。

 

まとめますと、想像できない自分になる方法とは、

 

《想像できない自分になる方法》

 

1、「想像できない自分とは、どのような自分なのか?」と考える

2、自分が成し遂げていないことをすでに成し遂げている人に会いに行く

3、「自分もそれを成し遂げたいか?」と考える

4、なりたいと思った自分になるためのアクションを取る

5、想像できない自分になることを受け入れる気持ちを持つ

…です。

 

実際、ビジネス書作家になるに当たって、私も時間をつくっては本を出版している人に会いに行きました。当初、「本を出すような人は、きっとものすごい人なんだろうな」と思っていました。けれどお会いしてみると「案外、普通の方なんだな」と感じることが多くありました。そうなると、「自分でもできるのでは」という気持ちになってくるのです。

 

ポイントとしては、先になりたい自分を実現している人に会いに行く際、「この人はなぜ、それを実現できたのだろう?自分との違いは何だろう?」という点に着目することです。続けているうちに、向こうから未来が寄ってくる感覚になります。自分でも近づくためのアクションを取ることで、さらに実現が早まるに違いありません。


 

ありがとうございました。


 

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