こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

あなたもどこかで、「人は習慣に従って行動している」、という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。なぜか、人は悪い習慣ほど早く身につき、良いとわかっている習慣ほど、なかなか身につかないのが実情です。

 

本当は身につけるべきなのに、身につけられない習慣の1つに、“節約”が挙げられます。特に「お金」に関しては、感情的な部分と深く結びついているだけに、ままならないことが多いのではないかと思います。

 

そこで、ここでは簡単にできて効果のある節約術をお伝えしたいと思います。これをやって効果があれば、次への一歩が、比較的容易になるに違いありません。


 

【簡単にできる節約術1】携帯電話に家計簿アプリを入れる

 

これは、簡単かつ非常に効果的な節約法です。ただし、アプリをダウンロードすること自体は簡単なのですが、「アプリをダウンロードしただけで終わってしまう」、というのが、よく見られる失敗パターンです。

 

■失敗パターン1:家計簿をつけるのが面倒臭くなってしまう

 

家計簿をつける習慣のない方にとっては、「家計簿をつける」ことが第一のハードルになります。ですからダウンロードする家計簿アプリは、なるべく入力が簡単なものを選ぶのがコツです。最近は、レシートを写メで撮影すると、自動読み取りをしてくれるものなどもありますので、いろいろ試してみてください。

 

■失敗パターン2:家計簿を続けられない自分がイヤになってしまう

 

今までできなかったことを、新しい習慣として取り入れようとしているわけですから、すぐにできなくて当然です。簡単にできるのであれば、すでにやっているはずですから。気持ちがくじけそうになった時は、「そもそもなぜ、家計簿をつける必要があるのだったっけ?」という理由を振り返るようにすると、初心を思い出して、再び前向きになること請け合いです。


 

【簡単にできる節約術2】固定費を見直す

 

人は、少しやってみて効果があると、それが楽しくて、続けたくなるものです。ですから節約も、その効果を利用します。

 

もし、家計簿をつけて無駄な経費をカットするのが難しいようなら、まずはクレジット明細などをチェックし、「固定で毎月、支払っているけれども、実際はあまり使っていない費用はないかな?」と見直します。たとえば音楽の聴き放題、動画の見放題、書籍の読み放題など、「払っている価格以上に使っていないな」、というサービスがあれば解約し、見たいものだけを個別に購入したほうが安く済む場合があります。

 

これなら家計簿をつける必要がなく、解約さえすれば、すぐに結果が現れますので、効果は抜群です。


 

【簡単にできる節約術3】「他のもので代用できないか?」と考える

 

節約で大切なのは、“置き換え発想”です。すぐに必要なものを買ったり、申し込んだりするのではなく、「今あるもので代用できないか?」「他の方法はないだろうか?」と考えます。

 

たとえば「太ってきたから運動しよう」と思った時に、すぐにスポーツジムへ行こうとするのではなく、「市が運営している公共のスポーツ施設はないか?」とチェックしてみるとか、欲しい本があったら、最初にアマゾンで検索するのではなく、図書館の蔵書検索をする、といった具合に、です。

 

時間がない方にとって、ピンポイントで探せる検索は、手軽で便利ですが、それよりも「今日はこの分野の本を探そう」とだけ決めて、ブックオフなどに行ったほうが、意外な掘り出し物に巡り会えることがあります。

 

節約で大切なのは、この「楽しみながら」という視点です。ぜひ、あなたも試してみてくださいね。


 

ありがとうございました。


 

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