こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

いよいよ、年金の受け取りを70歳以降にすることも視野に、国が動き始めています。

 

財務省が年金支給開始年齢の引き上げを提案

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018041101001504.html

 

現在の老齢年金制度(国民年金)は、基本を65歳からの受け取りとし、60〜70歳のいつから受け取りを開始するのかを、自分で決めることができます。65歳以前は減額支給となり、逆に年金の受け取りを66歳以降にすると、月単位で支給額が増額されます。

 

先日行われた財務省による財政制度等審議会では、この支給開始の基準を68歳にしよう、という案が出ました。「年金が60歳から支給される」と想定していた人にとっては、かなり予算計画の見直しを迫られることになるでしょう。このままでは、「1億総下流」の言葉もあながち大げさな表現とは言えなくなる時代がくるのでしょうか。

 

こうした国の政策に左右されることなく、安心した老後を迎えるためには、「老後の資金は自分でつくる」以外にありません。だったら、どのようにして老後資金をつくればいいのかというと、以下の4ステップを経て行います。

 

《老後資金をつくるための4ステップ》

 

1、現状把握(マネーレコーディング:家計簿を付けて現状分析)

2、理想の設定(いつまでにいくらあればいいのか?という目標額の算出)

3、マネープランの作成(資産の防御と無駄な出費の削減)

4、手段の選定(出費を削減する方法や具体的な投資商品の検討等)

 

これを実行することによって手元に残るお金を増やし、さらにそれを殖やす方法を検討していきます。たとえ収入が増えなくても、代わりに支出を1万円削減することができれば、給料が1万円増えたのと同じ効果があります。

 

上記の4つのステップを回しつつ、さらに今の充実感をも味わいたいと思ったなら、少なくともステップのどこかで専門家の助けを借りるべきでしょう。なぜなら、人は自分のことを客観視するのが非常に難しいからです。

 

さて。ありがたいことに、私が共催しているマネースクールが開講2周年を過ぎ、会員も200名を突破しました。これもひとえに、ご支持くださる皆さまのおかげと感謝しております。

 

世間では、以前に比べて随分とマネースクールを名乗っているところが増えてきています。けれど、その多くは「金融知識を提供する」か「投資商品の紹介を行っている」かのどちらかにすぎないのが実情です。

 

一方、私たちのスクールでは、大きく3つのサービスをご用意しています。

 

それが、

1、基礎講座

2、マネースクールコミュニティ

3、コンサルティング

の3つです。

 

1の基礎講座で、お金や金融商品に関する知識の底上げを行います。ここでは、保険、不動産、仮想通貨等々、一般に触れる機会の多い金融商品についての知識を提供します。講座はオンラインを通じて配信しています。

 

2がアフターフォローの位置付けになります。1が基礎的な知識をベースにお話するのに対して、2では最新情報の発信や、会員同士の交流の場も設けています。

 

3については集団コンサルティングと個別コンサルティングに分かれます。集団コンサルティングでは、普遍的な問題とその解決法を会員全体で共有。個別コンサルティングでは、具体的に一人一人に合ったマネープランと、それを達成するための目標づくりを一緒に行っていきます。

 

マネープランの設計からその実現まで、共に伴走する万全のフォロー態勢を構築していることが、私たちのスクールの大きな強みだと考えています。

 

お金は、せっかく苦労して稼いでも、守るための手立てを講じなければ、やがて自分の手をすり抜けて流れていってしまいます。ですから、まずは守る術を知ることが先決です。これがベースにあって初めて、先にお伝えした老後資金をつくるための4ステップも生きてくるのです。


 

★俣野成敏最新セミナー★

http://www.matano.asia/seminar/


 

ありがとうございました。