こんにちは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 

人間の悩みは人によって千差万別なものですが、共通した悩みももちろん

あります。その中でも多数を占めているのが「コミュニケーション」です。

 

以前、ある転職サイトが自社サイトの会員男女500人を対象にインターネッ

ト調査を行ったところ、「自分はコミュニケーション能力が高いと思うか?」

という質問に対して、「はい」と答えた人は3割にも満たず、7割以上の人が

「自分はコミュニケーションが苦手だ」と感じていることが明らかとなりま

した。

 

中でも、人がコミュニケーションをするにおいて、苦手と感じていることの

ひとつに「他人の話を聞く」ことが挙げられます。「聞き上手は話し上手」と

はいいますが、多くの人は「これがなかなかできない」と感じているようで

す。実際、そう思うのももっともなことで、なぜなら誰もがみんな自分の

ペースや考え方を基準に行動しているからです。よって、他人に合わせるの

が難しいのは、ある意味、当然のことなのです。

 

 

あなたも、誰かと話をしている際に、いつまでも相手の話が途切れずに

困った経験というのはないでしょうか?相手は話せば話すほど乗ってきてし

まい、(ここで割って入ったら、相手に「イヤな人だ」と思われそう・・・)

と考えたら、なかなか話を切り出すこともできません。そういう時に、

あなたはどうしていますか?

 

実は、相手を怒らせることなく、話に割って入れるとっておきの方法があり

ます。それが何かというと「相手の呼吸が途切れた時を狙う」ことです。

 

たいていの人は、相手の話を聞いている時に、目線は顔の表情を追っている

でしょう。アイコンタクトなどもしながら、「あなたの話を聞いていますよ」

という、こちらの意思を伝えているワケです。しかし、相手の話に割って入

りたい時には、まずは相手の呼吸に注目します。

 

どんなに淀みなく話している人であっても、必ず息継ぎをしています。です

から、そのタイミングを狙って「ちょっとよろしいですか?」と切り込む

ようにするのです。

 

ポイントとしては、最初に相手の呼吸に注目した際に、まずは自分の呼吸を

相手に合わせることです。それから息継ぎのタイミングを狙うようにすると、

スムーズに割り込むことができるでしょう。この方法は、たとえば相手の

話題がズレている時などにも、同じようにして割り込み、「さっきの○○とは

どういう意味ですか?」などと、確認を入れるようにするといいでしょう。

 

ちょっとしたコツになりますが、相手に話をさせながらも、これで会話の

方向性を調整し、さらには話の主導権を握ることも可能です。よかったら、

ぜひやってみてくださいね。


 

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ありがとうございました。